【業界研究】23卒向け!はじめての業界研究/すべての業界を解説
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就活の始めたては「業界研究ってなに?」「業界っていくつあるの?」「どうやるの?」と疑問に思う方も多いはず。
今回はそんな23卒の方向けに、世の中にどんな業界があって、どんな仕事をしているのか、網羅的にすべて解説します!
おすすめのやり方
「業界地図」や「会社四季報」など、世の中には業界研究をするための色々な本が存在しますが、皆さんには、リクナビ・マイナビの業界分類から見て、業界研究することをおすすめします。
なぜなら、就活において皆さんはナビサイトを活用して企業を選ぶことが多いからです。
今回はリクナビの業界分類に従って、業界研究をしていきたいと思います。
リクナビの業界分類は、以下の7つに分類されています。
①メーカー
②サービスインフラ
③ 商社(総合・専門)
④ 銀行・ 保険・証券・金融全般
⑤ 情報(広告・通信・マスコミ )
⑥百貨店・小売・流通・ 専門店
⑦ IT・ ソフトウェア・情報処理
この7つの分類に従って、それぞれどのような業界なのかをご紹介します。
【業界①】メーカー
メーカーは 物( 製品)を作る業界です。
メーカーには、大きく分けて「素材メーカー」と「製品組立メーカー」の2つが存在します。
例えばゴムを作るとすれば、輪ゴムは樹脂から作られています。
その樹脂を集めてゴムを作るのが、素材メーカーです。
組み立てメーカーは、素材メーカーから仕入れた素材をもとに製品を組み立てる、という役割を持ちます。
その中でも、一般消費者向けの製品と法人向けの製品の2つに大別されます。
日本は製造業社会なので、業界の中でもメーカーの数が最も多いです。
【業界②】サービス・インフラ
インフラ業界は、 社会の基盤になる生活に密着したサービスを提供します。
インフラは、皆さんの身の回りにたくさんあります。
鉄道・航空・バス・タクシー・空港施設などのことです。
多くの就活生が、安定した業界と認識しているため、比較的人気のある業界と言われています。
ところが、コロナの影響で在宅勤務の増加、旅行する人の減少に伴って、インフラ業界は現場短期的には厳しい局面にあります。
サービス業界は、無形商材を扱っている業界を指します。
この業界は、旅館・ホテルなどのようにサービスを提供する業態、それ以外にも色々な無形のサービスを提供する業態がたくさん存在しています。
7つの業界の中で、最も幅広いサービスが含まれています。
サービス産業も多くの会社が存在する業界の一つです。
【業界③】商社(総合/専門)
商社は、あらゆる商品サービスにおいて売りたい人と買いたい人の仲介をする役割を担っています 。
「専門商社」は特定の分野だけを担当している会社で、「総合商社」はありとあらゆる分野のサービス商品を取り扱っているというのが特徴です。
昨今、総合商社は、単に売りたい人と買いたい人の仲介をするに留まらず、もっと上流・もっと下流の幅広い仕事に範囲を広げていてるという傾向があります。
【業界④】銀行・ 保険・証券・金融全般
銀行は、お客様から預かったお金を企業や個人に貸し出し、その差額をもとに収益をあげる業態です。
最近は国の金融政策において、お金が大量に市場に投入されることにより、非常に金利が安い状況が続いています。
この状況の中、銀行業界は他の保険・証券業務への進出もしており、銀行・保険・証券・金融全般における垣根が低くなってるのが最近の特徴です。
保険は、様々なリスクに対して互助的仕組みを作ることによってリスクを分散していくという仕組みの業態です。
証券は、株式債券などの金融商品を通じて、売買手数料で収益を上げる業態です。
金融全般とは一般的に、クレジットなど銀行・保険・証券以外の金融商品を取り扱う産業を指しています。
【業界⑤】情報(広告・通信・マスコミ)
情報分野は、広告業界・通信業界・マスコミ業界に分類されています。
広告は、電通・博報堂を中心とした広告代理店を指しています。
広告代理店の中には、電通・博報堂のように全ての分野を取り扱っている「総合代理店」とテレビだけ、ラジオだけ、雑誌だけと媒体を絞って、専門分野のみを扱っている「専門代理店」とに分かれます。
マスコミは、テレビ・ラジオ・新聞社などの業界を指しています。
【業界⑥】百貨店・小売・流通・専門店
製造業で、あるメーカーが作った製品を実際に市場に流して、消費者の手に届けるのが流通業の仕事です。
この業界は、大きく分けて「卸売業」と「小売業」に分かれます。
小売の中には、専門分野を扱う「専門店型」と総合的にすべてを扱う「百貨店」などの業態に分かれます。
【業界⑦】IT・ ソフトウェア・情報処理
この3分野を統合して IT産業と言います。
IT産業は インターネットやコンピューターの情報処理技術を扱う業態を指します。
情報処理の中に、ソフトウェア、ハードウェア、 情報処理系の3分野があります。
ソフトウェアはさらに三つの分野に分類されています。
システム全体を管理するオペレーションシステム、アプリケーションソフト、そしてその2つを結びつけているミドルウェアの分野があります。
また、ハードウェアコンピューターそのものを指すコンピューター関連機器を扱う業態もあります。
この分野は、非常に成長の著しい注目すべき業界です。
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現在、 業界はこの7つに分類されており、皆さんの未来の就職先も基本的にはこの7つの分類のどこかに当てはまるはずです。
興味のある業界はありましたか?
今は興味がなくても知っていくうちにその仕事の魅力に気付くこともあります。
就活においては業界を絞りすぎず、視野を広げて企業選びを行っていくことが重要です!
皆さんが企業研究をする上でもこの7つを頭に入れて、業界研究をしてください。
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