大学教員公募 コネづくりに思うこと その2

私のnoteで一番、ヒットが多いのは、この話題です。確かに皆さん、気になると思います。コネが必要か、不要か、というと、やっぱり“必要”とはなると思います。

しかし、これも結果論でしかないのです。幸い、公募の二次選考に残ったときに業績も人柄も差がなければ、その人物を選考委員が知っているか、あるいは聞いているか、というところで有利に働くかも知れません。

私は結果的に、コネというよりも業績を知ってもらうことによって「公募があるよ」と教えてもらえるようになりました。やっぱり「この先生に活躍してもらいたい」と思ってもらえる方が大事ですね。

ちなみに「専任教員を目指している」と言った人からは、誰も声をかけられませんでした。つまり、自分から発信しても、公募にはつながらないのです。そんなに人のことまで世話をしようと思う人はいません。やっぱり「来て欲しい」と思う人ではないといけないように思います。

そうすると「コネづくり」ではなく「業績づくり」に思います。

私は、全く自分に業績があると思っていませんでしたが、多くの人から「そんなことはない」と、後から言われました。

きっと「キラッと光る何か」が必要なのだと思います。

仮にコネが最大限発揮されたとして採用されたとすると、その人は「コネ」しか実力がなかったことになりますから、就職してからの苦労が見えます。

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