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地中海の新鮮な食材の宝庫: El Mercado Central en Valencia

バレンシア市内にある中央市場 : 

El Mercado Central (メルカド • セントラル)


ヨーロッパでも最大級の室内市場の一つであり、地元の人々や海外観光客で毎日賑わっています。
市場に足を踏み入れると、新鮮な野菜や果物、魚介類、香ばしい焼きたてのパンの香りが広がり、五感が刺激されます。

市場の魅力は、新鮮で栄養価の高い食材が手に入ること!
スーパーではなかなか手に入らない旬の食材や、レアな食材が豊富に並び、歩くだけでもワクワクします。
さらに、市場内のバルやカフェテリアでは、獲れたての魚介や地中海料理をその場で味わうこともできますよ~!

バレンシアに来たら、必ず足を運んでみて下さい!

たくさんの人で賑わう市場

スペイン流!ローカルな買い物の楽しみ方

スペインでは、対面販売が主流。
お店に足を運ぶと、店員さんと直接会話しながら買い物をするのが当たり前の光景です。

実はこれ、スペイン語を活かせる絶好のチャンス!

ただ「これください」と言うだけでなく、食材の選び方やおすすめの調理法を聞いてみると、店員さんが丁寧に教えてくれます。
しかも、皆さんとっても気さくで親切!お店に入ると、「¡Buenos días! : ¡ブエノス ディアス!(おはよう!」と明るい笑顔で迎えてくれますよ。

ちょっと使える!買い物フレーズ

「¿Cuál me recomienda?」
クアル メ レコミエンダ?
(どれがおすすめですか?)
「¿Cómo se cocina esto?」
コモ セ コシナ エスト?
(これはどうやって調理しますか?)
「¿Puedo probarlo?」
プエド プロバールロ?
(試食できますか?)
「 Me llevo esto, por favor.」
メ ジェボ エスト,ポル ファボール
(これをください。)

さらに、気になる商品があれば試食もさせてもらえます!「どんな味だろう?」と思ったら、遠慮なく「¿Puedo probarlo? : プエド プロバールロ?」と聞いてみるといいですよ。

スペインの対面販売は、単なる買い物ではなく、人と人とのつながりを大切にする場です。
店員とお客という関係を超えて、温かい交流が生まれるのが魅力です。
ちょっとした会話を楽しみながら、スペインの食文化を体感してみてください!

美味しいスペイン生ハムがずらりと並んでいます
たまらん~🤤

量り売りが基本

ここでは、スーパーのようにパックで売られていないので、自分が必要な量を伝える必要があります。

スペインの買い物で役立つ!単位の覚え方

スペインでお買い物をするなら、よく使われる単位を覚えておくととても便利!
お肉や魚、野菜、パンを注文するとき、スムーズに伝えられるようにしておくと買い物がスムーズですよ😊


お肉・魚・野菜・果物を買うときの単位

📏 Gramo : グラモ(g) → 小さい単位。スパイスや軽量の食品に使われる。
📏 Kilogramo : キログラモ(kg) → 野菜や肉、果物などでよく使う。

✅ よく使う表現

100 gramos : シエン グラモス (100g)

Un cuarto de kilo : ウン クアルト デ キロ
(1/4キロ, 250g)

Medio kilo : メディオ キロ(1/2キロ, 500g)

Un kilo : ウン キロ(1キロ, 1000g)

🗣 注文フレーズ
「Quiero medio kilo de tomates, por favor.」
キエロ メディオ キロ デ トマテス,ポルファボール
(トマトを500gください。)


ボトルで買うもの(ワイン・オリーブオイルなど)

🍷 Botella : ボテジャ (ボトル) → ワインやオリーブオイルなどに使われる。

🗣 注文フレーズ
「Una botella de vino, por favor.」
ウナ ボテジャ デ ビノ,ポルファボール
(ワインを1本ください。)


卵を買うときの単位

🥚 Docena: ドセナ(ダース, 12個)
🥚 Media docena: メディア ドセナ(半ダース, 6個)

🗣 注文フレーズ
「Quiero una docena de huevos, por favor.」
キエロ ウナ ドセナ デ ウエボス, ポルファボール
(卵を1ダースください。)


バゲットパンを買うとき

🥖 Barra de pan: バラ デ パン(バゲット1本の単位)

🗣 注文フレーズ
「Una barra de pan, por favor.」
ウナ バラ デ パン, ポルファボール
(バゲットを1本ください。)


束で買う野菜・ハーブ

🌿 Manojo: マノホ(束) → ハーブや細長い野菜に使われる。

✅ よく使う例

Un manojo de perejil 
ウン マノホ デ ペレヒル
(パセリの束)

Un manojo de espárragos
ウン マノホ デ エスパラゴス
(アスパラガスの束)

Un manojo de acelgas
ウン マノホ デ アセルガス
(フダンソウの束)

Un manojo de zanahorias
ウン マノホ デ サナオリアス
(ニンジンの束)

🗣 注文フレーズ
「Un manojo de perejil, por favor.」
ウン マノホ デ ペレヒル, ポルファボール
(パセリを1束ください。)

ここでオリーブを試食させてもらいました。
とっても美味しかったので購入!

嬉しいサプライズもある!

帰り際にふと八百屋さんに立ち寄ると、店主が「レタスが最後の1つだから、0.50€でどうだい?」と声をかけてくれました。迷わず即買い!笑

しかも、レタスは想像以上に大きくてボリューム満点!さすがに食べきれないので、旦那さんのお母さんと半分こしました。

そう、こんな風に時々オマケしてくれたり、お得な買い物ができるのも市場の魅力なんです!


少し苦味があって、食欲が増す味

オリーブって体にいいの?薬膳の視点で解説!

オリーブはスペインの食卓に欠かせない食材ですが、実は薬膳的にも「胃腸を整える」「ストレスを和らげる」「お肌を潤す」といったうれしい効果がたくさんあるんです!
特に緑オリーブは、体を冷やしにくいので、冬でも安心して食べられます。

緑オリーブの健康効果とは?

胃腸の調子を整える
オリーブには消化を助ける働きがあるので、食事の前に食べると胃が活発に動き、食欲がアップ!油分も適度に含まれているので、便秘解消にも◎。

ストレスを和らげる
薬膳では、オリーブは「気の巡りを良くする」と考えられています。ストレスやモヤモヤを感じたときに食べると、気持ちが落ち着きやすくなりますよ。

肌や目の乾燥を防ぐ
冬は乾燥しがちですが、オリーブは肌や粘膜を潤す効果も!さらに、目の健康を守る働きもあるので、パソコンやスマホをよく使う人にもおすすめです。

どう食べるのが良い?

そのまま食べてもとっても美味しいですが、他の食材を組み合わせると、もっと効果的!

🥗 オリーブ+トマト → 胃腸を整え、体の疲れを癒す

🍋 オリーブ+レモンやお酢 → ストレスを和らげ、気分スッキリ

🥜 オリーブ+ナッツ(くるみ・アーモンド) → 乾燥対策&栄養バランスUP!


しかし、食べすぎ注意!

体に良いからと食べ過ぎには気をつけて下さい!

🔹 塩分の摂りすぎに注意!
オリーブは塩漬けされているものが多いため、食べすぎると塩分過多になりやすいです。むくみやすい人や血圧が気になる人は、適量を心がけましょう。

🔹 脂質が多いのでカロリーオーバーの可能性
オリーブには健康に良いオイル(オレイン酸)が豊富ですが、食べすぎるとカロリー過多に。ダイエット中の方は特に一日10~15粒程度を目安にすると◎。

🔹 胃腸に負担がかかることも
オリーブは消化を助ける作用がありますが、食べすぎると胃もたれや下痢を引き起こすことも。特に胃腸が弱い人は少しずつ食べるのがおすすめです。

適量の目安は?

✅ 1日 10~15粒 くらいが適量
✅ 塩分が気になる場合は 水で軽くすすぐ と◎
✅ 食事と一緒にバランスよく食べるのがベスト

オリーブは健康に良い食材ですが、塩分・カロリー・消化の負担を考えて、適量を意識することが大切!うまく取り入れて、日々の食事を楽しみましょう!


毎日の食事が心も体も元気にする時間になりますように。
オリーブをはじめ、体にやさしい食材を上手に取り入れて、楽しく美味しく、健やかな食卓を囲んでくださいね!





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