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ずっとそこにあれば気付きにくい

泳ぐ魚にとっての水のようなもの。
肉体にとっての空気のようなもの。

愛とかよくわからない。

ずっとそこにあって感じ続けてるから。

愛とか言うのをわかったり、感じ取ったりするのは、
愛とかいうそれを失ってる時だけ。

でもそれは失われることなくずっとあるから、
やっぱりわからない。感じられない。
それでいい。ずっと共にあるし、それ自体だから。

こうやって言葉をつかって見えないもの、触れられないものを
表現しようとするけど、言葉を重ねるほど遠ざかり見失う。

ケーキの甘さと美味しさってね、こうでこうで、こんな感じで。。。
どう表現しても聞き手はその甘さや美味しさがわからない。
愛とか、優しさとか、幸せとか、言葉だけをどれだけ重ねてもそう。
そうじゃない。

ただ、なんとなく、それとずっと一緒に在る。
たぶん、これからもずっと、それと一緒に在る。

ありがとうございます。

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