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【詩】cage

無知蒙昧で無邪気なまま
見えない檻に心を閉じ込められ
抗うことを知らず
運命に運ばれている
やがて魂を抜かれてしまうだろう

自分の居場所に気づいた者の泣き声が
地下道に響き渡っても
同じ方向を向いている大勢の足音が
掻き消してしまった


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