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noteで書く読書感想文

夏休みの宿題は最後の3日でやった派のおかかです。

 上の子(小2男子)はZ会の通信教育をやっているんですが、わくわくエブリスタディという、わくわくしないワークで何題か文章を書かせる問題が出たりします。今月だと「登場人物の気持ちになって書こう」、「登場人物へ手紙を書こう」などです。上の子の書いた文章がまあまあ酷いというか、文字をなるべく書きたくないというか、書き方がわからないといった感じです。そういう課題になると注意したりして親子で険悪な雰囲気になったりもするんですが、よくよく考えてみると自分も小学生の時めちゃめちゃいい加減な文章書いていたなと。読書感想文とかあとがきを改変して謎の文章を生成していたなと・・・。というか今でも文章を書くことが苦手です。文章が上手くなりたいと思ってnoteやっているというところもあります。読書感想文なんかで賞を取ったりする子の文章など読んで、(今思えば親の介入すごそう)同じ学年とは思えていませんでした。

 文章の書き方という本もいくつか読んだことがある気がするけれど、全く頭に残っていないです。それはおそらく実践できていなかったから、読んだだけだから、たぶん最後まで読んでいない。ヒュース(誰?)も言っていましたが、自分の現状を正しく
把握し、大きなステップではなく自分ができる細かさまで刻めと(違う?)。まずは正しい努力をするために、子ども用書籍を買いました。
 「脚本家が教える読書感想文教室」という本を買いました。小学校1〜6年生向けと目立つポップは無視して。

この本を読んでいきなり驚いたのは、どのような本を選んだら書きやすいかが1番初めに持ってきているところ。潔い。「本は好きなの選ぼうぜ」みたい良い子ちゃんじゃないのが素敵。そしてやるべきことが具体的に書かれてます。書き時はじめって難しいじゃないですか。初めはその本に関係する自分の体験・考えを書こうって書いてあるんです。ああ30年前の自分に読ませたい。その次は「本を選んだ理由」を何行ぐらい書こうなど。書き進めるためにどういう要素が必要か手取り足取り書かれています。学校の授業でやった方がいいと思います。(もしかして入試で小論文とかやった人はこのあたりを高いレベルでゴリゴリにやっているのかもしれない。)感想文が上手になるヒントなども散りばめられており、あとは具体的な見本とその添削。最後に親向けの子どもに接する際のQ&A。

 フレームワーク的な書き方だと画一的な文章になってしまうかもしれません。ありきたりな文章は退屈かもしれない・・・。ただ自分は基礎が足りないので、まずは基本の書き方を身につけたい。そんな気持ちにさせてくれる本でした。

 iPad miniを使っていて思うのは、アクセスの良さです。自分の使っているノートパソコンは3キロぐらいある大型ノート。独身の頃はノートパソコンって言っても常に机に開いていましたが、家族と暮らすリビングにはそんなものを置いておけず、しまうとなかなか出せない。読書感想文も同じだと思います。書き始める大変さ、そこを後押ししてくれる素敵な本です。無理やりな展開です。お子さんだけでなく、大人にも読んでほしい本なので、気になったら是非読んでみてください。

小学生レベルの文章力のおかかでした。

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