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経験は知識に勝る?

大学時代に、高校を卒業して色々な経験をする中で、理論知と実践知という概念に辿り着いた。端的に言うと、知識と経験である。

今後社会で生きていくのに参考になりそうだと考えているので、備忘録を兼ねて書く。


理論知とは

端的には「知識」だと説明した。
例えば以下のものが相当する。

  • 教科書等のテキストで学べる物事

  • 人から教えられて知った物事

理論知は経験を伴わないので、人生の序盤では特に理論知を多く取り入れることになる。

実践知とは

端的には経験だと説明した。
例えば以下のものが該当する。

  • 実際に物を作って得られる知識

  • 経験則

経験知はそのままでは体系化されていないが、物事を実際に進める際のコツを含んでいる。年齢によって蓄積されていくものでもあるので、「年の功」の一種とも言える。

それぞれの重要性

高校時代くらいまでの私は理論知が重要であると考えてきた。

しかし、それは整備された環境だけに居ると、実践知の重要性が分からなかったためである。

整備された環境として、受験期が象徴的だ。

受験までは、体系化された知識にしか触れられず、研究やビジネスのように未開の荒野を切り開くような経験がほぼ無いのだ。部活動くらいだろうか。

しかし、社会では実践知が重要となってくる。理論知は、資格取得に代表されるように、スタートラインでしかなくなる。

理論知を実践知と上手く繋げられないと、いわゆる「お勉強はできるけど仕事はできない」に陥るのだと思う。

実践知は、社会では重要な反面、実際に手を動かさないと手に入らない。頭で考え込んでしまい行動できないのが良くないというのは、こういうことなのだと思う。

まとめ

理論知の収集に安易に逃げ込まないように、手を動かして経験を積んで実践知を得るのが大事。ありきたりな結論かもしれないが……。


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