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ドラマで感じる時代
「ミセン」という韓国ドラマを視聴中である。
韓国に行きたいなぁ、と思いつつ、なかなかタイミングもないので、とりあえず新大久保へ出かけた先月、待ち合わせした友人は、なぜかネパール料理屋を予約してくれた。
その友人が、熱烈にオススメしてくれたのがこのドラマである。
普段はオススメを観る、という事はあまりないのだが、新大久保で韓国料理ではなくネパール料理(美味しかった)をチョイスする彼女のオススメドラマってどんなだろ?と気になりNetflixで視聴を始めた。
2014年の作品。サラリーマンのリアルを描いている。コネでインターンになる、部下を叱責する上司、書類をうっかり落としたことによるトラブル、同期同士の殴り合い。
これらが普通に描かれているのだが、今の時代だとアウト、もしくはあり得ないのでは?という描写が多く時代を感じる。
今だったら、できない部下よりパワハラ上司の方がよろしくないとされるし、DXが進んで重要書類が紙ベースでやり取りされる機会も減った。
たった10年で世界は結構変わったと、ドラマを観てしみじみ思う。日本と韓国という違いが多少あるとしても。
AIも出て来たことだし、次の10年はもっと大きく変わっていくのだろう。ドラマというエンタメは、時代を反映する歴史的史料と言えるかもしれない。
「ミセン」視聴は始まったばかり。これからの展開と共に、日常の会社生活の描かれ方にも注目していきたい。
視聴が終わったら、友人を誘って、今度は新大久保でイタリアンでも食べようかしら。