2020/08/06
起きた。今朝はたまごごはん。本当はアップルパイのはずで、昨日の夜のうちから狙っていたのだけど起きたら無くなっていた。最も蓋然性の高い推理に拠れば、オヤジが食べた、と結論付けざるを得ない。無念である。向こうにしてみたら、何でおれが買ってきた菓子パンみんなお前が食うねんという話になるだろう。
会社に3日連続で出社した。珍しいことである。前回、3連勤した際は大雪が降った。天災が呼吸を合わせてくるレベルだ。先日のデフノートに書いたように、会議室で開発をすることのメリットが鮮明に感じられるようになったので、味をしめている。明日で4連勤になる。ダイアキュートだ。
前日と比べて30分前に出社できた。のだが、初っ端からIDE(統合開発環境、プログラムをつくるためのアプリくらいに思ってOK)が起動にコケて1時間つぶした。貴重な出社時間をなんてことに……。ただ、おかげでIDEのディレクトリ構造に詳しくなった。生き物が脳内に地図を構築する際には「迷う」というプロセスが必要だ、という研究がいつかのノーベル生理学医学賞を取ったと記憶している。比較的最近だったように思う。(※調べたら2014年でした)
今日は、そういう意味で、出だしも悪かったし、内容も芳しくなかった。ただ、本日中に終わらせる予定の仕事をあきらめて、大きく深呼吸してからの最後の1時間は、立て直せたように思う。
ところで、定形でない仕事をするときは、独り言(ツイートではない)をしながらやるとうまくいく、と感じている。それを人口密度の高いところでそれをやるとひんしゅくを買うので、やはり自分は会議室で隔離されていた方が都合がいい。20代の頃は、プログラミングや数学などをする際はずっと独り言が脳内で反響している状態が常で、それに慣れていたのだが、最近は声を内側に収めることが難しくなってきている。
そういう意味で、今は長時間、黙していなければならない試験は難しい。試験時間は長くても構わないのだが、色んな方針で同時に考え出すと、収集がつかなくなり、どうしても声に出して交通整理をしたくなる。一度、院での欠席再試験の際に、自分ひとりだったということがあって、その際は、大いに独り言をさせてもらえた。明らかにこちらのほうが捗った (後日談として、その試験によって単位も無事、救済された)。
大学院にも院生室という、自習室というか共用の研究室があるのだけど、なるべく1人で使うようにしていた。朝7時から10時頃が狙い目で、誰も来なくてよい。それは自室で研究するのと何が違うのかと言われるというと、うまく説明できないのだが、違う。院生室では、そこ以外ではほとんどお目にかかることのない数学をやっている稀有な人種がたくさん観察できる。「あ、僕は研究してていいんだ」と深層心理を説得するために院生室はあるように思う。前日と比べて隣人の机の、本の位置が変わっている、くらいのことが心を軽くする。
バインダーに閉じてあった書類を、余裕の少ない状態で無理にページを捲ったら破ってしまった。職場のお姉さんに、これをお使いなさい、と手渡されたのが上記の補強シールである。シールの直径が2cm弱あるので、1mmくらいのズレがあっても、機能としては全く問題ない。こちとら全長1mmのデカールたちと戦ってきたのだ。デカールはあと150枚ほど残っている。思い出すだけでも胃が痛くなってきた。
- 睡眠時間 1-7, 9-11 (8h)
とりあえず4枚だけでもいいので、貼ってから寝よう。Zへの道は1日にしてならず。
(2020/08/07 へ続く)
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