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模写やトレースが著作権侵害となる現在、イラスト勉強方法は・・・

イラストの勉強方法として、最初は「模写」・「トレース」から。
と、ググっても、書籍読んでも、書いてあるのですが・・・

始めたばかりの時は
「できた!」
「見せたい!」
となりますが、

模写・トレースは「複写」になるので、著作者の許可無しにネットにアップすると『著作権侵害』になっちゃうんですよ。
(私的利用(ネットにアップせず自己満足)は、著作権法でもOKとのこと。)

ちなみに
模写=既存イラストを見ながら真似て描く
トレース=既存イラストを下に敷いて、その上に紙を置いて、下のイラスト通りに描く
という違いがあるらしく。
てっきり「模写」を『英語』で「トレース」っていう意味だと思っていた。
(「模写」の英語はコピー(copy)。)



で、本日、ゲーセンに行って、最近、悪い意味(著作権・肖像権問題)で話題の、コナミさんの「カードコネクト」という『カード生成機』。

コレで、権利的問題で話題になっている、自分のスマホに入っている画像でカードを作れる機能、「オリジナルプリント」をやってみた。
価格は、通常100円、ホログラム付けると300円。店によって異なる可能性アリ。

こんな感じ。ホログラム付きで300円。


元画像は、自分が『Stable Diffusion』の『text to
image』で生成した『著作権が無い』イラスト。だから問題無い。

やっぱり白と黒のコンビはイイよねー



で、出来上がったカードを眺めて、ハッとなった。

著作権が発生しない「text to image」でイラスト画像を生成して、このイラストを『模写』や『トレース』をして練習すればいいのでは?

但し、
・LoRAとか、特定絵師の集中学習とか、既存の著作物に似せるツールを使った
・生成画像が商用利用不可なモデルファイル
みたいなイラスト画像はダメよ。

これなら、練習画像なんて、モデルファイルやプロンプトを変更すれば『自分の練習したいシチュエーションを、ほぼ無限に生成できる』し、
「元画像」と「描いた画像」の両方をアップしても、著作権的には問題無いのでは?

さらに、「text to image」で生成した『著作権が無いイラスト』に、自分なりのアレンジやオリジナル要素を手描きで加筆すれば、『生成したイラストが自分の著作物になる、自分に著作権が発生する』可能性もある。

根拠は、以下の書籍のQ21+Q22を参照。


こういう『アイデア出し』の使い方なら、既存のイラストレーターさんも納得していただけるのでは?

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