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ライフキャリアという考え方
このnoteは、「公務員で綴る Advent Calendar 2024」に参加してます。 この「Advent Calendar」は12月1日からクリスマスまでの期間、みんなで1日ひとつ記事を投稿してカレンダーを作ろう!というイベントです。 もともとのAdvent Calendarはクリスマスまでの期間に日数を数えるために用いられたカレンダーで、19世紀初頭のドイツで始まり、一説にはドアに毎日チョークで印をつけたことが起源のようです。 今回のAdvent Calendar、テーマは”2024年を振り返って、good(スキ)を送り合い、自分自身も受け取りましょう!!”です。
今回はこの本について紹介したいと思います。
この本の中で、このような一文がありました。
『幸福度と年齢の関係がU字型になり、幸福度が最も低くなる年齢の平均値は48.3歳だそうです。このデータからも、どうやら50歳がライフキャリアへのモードチェンジ時期と考えていいと思います。』
あら、私、今ちょうど48歳なんです。しかも、幸福度が一番低いとは!確かに、なんだかモヤモヤがずうっと続いていると思ってました。こんなときに、ちょうどこの本に出合いました。
また、こんなことも書いてありました。
『人生100年時代は、ワークキャリア(仕事だけのキャリア形成)の終焉を意味します。私たちは新たにライフキャリア(人生そのもののキャリア形成)を構築する意識変換が必要なのです。』
人生100年時代ということで、100歳まで生きると仮定し、地方公務員である私が、定年まで勤めあげた年齢は65歳(現制度では)、残り35年もあります。将来予想されることとして、年金の受給年齢が引き上げられたり、受給額が減ったり、退職金が減ったり、、、、いろいろとマイナスなことも多いような予感がします。となれば、65歳を超えても働かないと!ということになる訳です。だからこそ、人生そのもののキャリアを形成していかないと、食べていけない時代になっているということなのでしょう。
それ以外でも、公務員の定年後に何をする?問題もあると思っていまして、定年後にやることが無くて、気力が衰えてメンタルや体調を崩す人もいると聞いたことがあります。自分が生涯のライフワーク的なものを持つことは、仕事のやりがいだけではなく、生きがいにもつながることだと思うので、元気なうちはやりたいことをやる、という人生が必要だと思っています。
また、こんな一文もありました。
『この研究では、2万人の日本人を対象に、所得、学歴、健康、人間関係、自己決定を要因とする調査・分析を行いました。その結果、幸福感を決定する要因としては、健康や人間関係に次いで、自己決定が強い影響を与えている(所得や学歴よりも強い)、というのです。人生の選択をすることが、動機づけと満足度を高め、それが幸福感の向上につながる、と論文では分析されています。』
自己決定!確かに大事なことです。自分の中で納得しないと行動しにくいですし、上司に言われたからやるという姿勢だけでは、場合によっては自分の気持ちに嘘をつきながら過ごすということにもなりますし、メンタル的にもよろしくありません。自分で決める、という姿勢はとても重要であると、今の仕事をしていると、とても納得感があります。
例えば、働き方としてテレワークであれば、勤務時間の範囲内で、ある程度自由に仕事ができる、裁量もあるということになると思うので、自己決定という幸福感は高まるということになるのでしょうね。(仕事の生産性や管理という問題は置いておいて)
以上のことから、人生100年時代に合わせた、人生のキャリアをどうデザインしていくか、50歳がターニングポイントであるということと、人生の後半は自己決定が幸福感を高めていくのかな、と自分の中ではまとめております。
来年度の抱負として、このような人生を歩めるよう、何かのアクションを起こしていきたいと思っています。そのあたりは、まだはっきりしていない部分があるので、このnoteで少しずつ紹介していければと思っています。