【西軽井沢】“信州の闇”は森の中に隠されている…「長野県御代田町」にあるタイスナック村【牛乳風呂】
目下のコロナ禍もあって、人口過密状態な首都圏を抜け出して地方に移住してテレワーク前提で仕事をしながら暮らす人々が増えている中、とりわけ人気が高い街が新幹線で東京に直結している、超有名別荘地の長野県北佐久郡軽井沢町。
軽井沢町の人口はコロナ禍の2020年以降、全国の町村で転入最多となっていて、2019年に19,234人だった人口は2021年11月1日現在では21,188人にまで膨れ上がっており(軽井沢町HPによる)、2年足らずで2千人近い急増ぶりだ。
そして今回ご紹介する「長野県北佐久郡御代田町」というところも、軽井沢町のすぐ西隣にあり、同様に移住者が多く人口が伸びているエリアである。そもそも長野県という土地自体、首都圏から脱サラなり定年退職なりでドロップアウトした方々が移住したがる土地としてはメジャーだが、どうも“軽井沢”というブランド感高い地名だけで思考停止してのぼせ上がってしまうカッペ共が多いようで、一部では「西軽井沢」とも呼ばれるこの街に何も考えずに移住して、色々と後になって面食らう事態に遭遇している人も多そうだ。
ちょっとネットでググれば御代田町への移住を薦めるサイトだとか、御代田町の人口が増えてますよといったサイトが次々出てくる始末である。土着の不動産屋にとってはコロナ禍で逆にビジネスチャンスだと言わんばかりのテンションだ。それはそれで市場原理というものなので否定はしない。だが…
この地域への移住を考えている人間は一度足を止めて当編集部の記事でも読んで頂きたい。“住みたい田舎”と持て囃される御代田町にも「不都合」はあるものだという「現実」…特に我々が以前から何度も“信州の闇”と申し上げている長野県のタイ人コミュニティもまたこの御代田町にあるのだ。
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