就業前の一人映画
前回の記事で、
友人に勧められて初めて一人で映画鑑賞をし、初めてnoteを書いていることを明かしたかと思います。
自分がその友人の作品に対する推薦を信用するきっかけとなった作品がこちらの「五等分の花嫁」です。
少しだけきっかけを話すと
その友人とそのシーズン最低の試合を記録した中日ドラゴンズ対阪神タイガースを観戦した2日後、友人がコロナを発症し、その2日後に自分もコロナを発症した最高の夏休みのことです。
療養期間中に暇だからと推薦されて鑑賞したアニメが「五等分の花嫁」でした。
アニメを1期2期と連続鑑賞。誕生日にその友達から届けられた原作の「五等分の花嫁」。アニメ2期までの漫画を読み療養明けに車を下道で3時間半走らせ鑑賞した映画「五等分の花嫁」。その後、漫画にて映画分を鑑賞。
アニメ視聴から映画を鑑賞するまでなんとたったの2週間半。
間違いなく史上最高の熱量で映画を鑑賞したのは自分だと自負しております。
そんな状態で映画を楽しんだ自分としては
「あんなに綺麗に終わったものを無理やり続けて大丈夫なのか」と不安に思っていましたが
友人からの「早く観に行け」の言葉を信じ、
大雨の中、就業前に朝一番の上映を鑑賞した次第であります。
あれ。。。
一言目の感想は
「なぁんも無理やりちゃうやん」
これですね。
なんら無理やりではなく、卒業後のそれぞれの生活と風太郎と四葉の夫婦生活を自然と描いた映画でした。
「新婚旅行にわざわざ五人ともいくんかぇ」や「全員おんなじ店行くのは五つ子すぎるやろ」なんていう野暮なことは置いといて、就業前に鑑賞することで鑑賞後に作品に浸りきれなかったことを少し後悔しました。
四葉がリリーに告白についてアドバイスするシーンが印象的でしたが、
職業柄、人の悩みは相談事を受けることが多い分
人へのアドバイスと自身の行動が伴っていない場合があることについて
他の姉妹から突かれていることを開き直って寄せ付けない四葉に少しの憧れを感じています。
また、風太郎は各々の悩み事に
五つ子の得意技である入れ替わり大作戦を提案するわけなのですが、
五つ子達はどこか自分の力で現状を打破したいと感じていたのでしょう。
入れ替わり大作戦を敢行せず、自らの力で悩みを解決するわけです。
人の力に任せず、自らの力で解決するわけですが、
ここでは敢えて「人に頼らず」ではなく「人の力に任せず」と表現します。
ここについては「自分は何もせずに人に任せた」わけではなく
「自分も参加しながら人に頼った」という努力を匂わせ、
私自身の生活に教訓を与えたいからであります。
そんなこんなで的を得ているような、外れているようなそんだけしか触れてないのかいというような記事ですが、
年齢を重ね、一つの作品を鑑賞しながら自分の生活や性格に当てはめて
自分に足りないところを吸収しようとしている自分の姿勢が一番勉強になっています。
その甲斐あってか、最近は数十年避け続けてきた読書というものに触れ始めていることを記録してこの記事の結びにしようかと思っています。
私の職業柄、四葉は果たしてどんな理学療法士を目指しているのか。
一度、面談してみたいものです。