【嘘はつかない方がいい・背伸びもしない方がいい】
過去にメルマガに於いて配信させて頂いた内容です。
今回のテーマの主旨に触れる前に、男義(気)の部分に於いて、先に本の少し触れておきます。
男にとって最もたる屈辱は嘘吐き扱いされることではない。
嘘を吐くことである。
では本題に入ります。
今のあなたの姿をありのままに見せることです。
自然体であることが結局のところ、本人にとっても楽なのです。
相手からも信頼はされます。
この信頼が人間にとって、最も大切です。
なにも無理に自分自身を高く見せる必要もなければ、飾る必要などないのです。
偽で固めたところで、すぐに崩れ去りますし、分かる方には見抜かれるものです。
一番苦しいのは、背伸びした状態や嘘で作り上げた姿を維持することの困難さです。
バレないようにより、飾らなければならない訳ですから、負担は精神を蝕み、やがては心を崩壊させるでしょう。
ひたすら素直であること。
ありのままであることが望ましいわけです。
今の自分自身に自信がもてなくても、誇れるものが何一つなくても、背伸びをしたり、嘘を吐くよりはよっぽど立派な行為なのです。
良く見せることも、良く見られる必要もないと思います。
逆に今のあなたを見せつけてやって下さい。
今のあなたを慕ってくれる方を大切にし、関わりを深めていって頂きたいものです。
背伸びをすることは、まだ許されます。
自分自身を追い込むことで、後にひけなくなります。
やるしかなくなります。
人としての尊厳を重んじる方ほど、人としての在り方には譲れない信念が働くからです。
ですが、嘘は人生の終わりです。
嘘と思われるのは相手の勝手な判断ですから、気にしなくても大丈夫です。
ただ、信念の部分が関与しますと、相手が嫌いでなくても、複数であろうとなかろうと、正す必要性は生じてくるでしょう。
それは自己を汚されるだけではなく、家族や両親、仲間まで軽んじられてしまうからです。
嘘を吐く真実を提供すると、たったひとつの嘘により、次から次へと嘘を重ねないとならざるを得ません。
そうなると必ず、どこかで矛盾が生じるものです。
嘘吐き扱いされるのは厄介ですが、嘘を吐いたという真実を提供してしまうと、返しが効かなくなります。
勢いも劣ります。
人として終わります。
嘘を吐かない限り、誰が相手であれ、人としての部分で対峙できるわけですね。
ですから、嘘は絶対に吐かないこと、出来る限り、背伸びもしないことですね。