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魔法を現実たらしめるために。

岡山でイベントをしてきました。The world kitchen の皆さんと一緒に創り出した、「多様性への架け橋」の意味での手形アートワークショップ。

訪れたたくさんの人たちがペタペタ手形を残してくれた。そしてこれはただ手形を押すだけのものではない。その上にメッセージも残してもらえるようなものである。
世界中から「ありがとう」を集める私たち。
何かを発信する、伝えようとする、表現する行動をもっと身近に創りたい。

今回の手形、他の人から見たらただの紙に過ぎない。
そして人によっては絵の具が汚れに見えるかもしれない。
それでも、それを100億の価値にしたいと言う想いが私にはある。そこに込もった想いをどう伝えるか。その伝え方によって、同じものでもそのイメージは大きく変わるはずだから。

この活動がちゃんとした価値をもって現れてくるのはもっと後かもしれない。
「やっていて意味があるのだろうか」と考えることもあるかもしれない。
それでも私はこうして「表現する場」を創り続けてみたい。

私が大好きな、植松努さんも言っていた。
人はみんな、輝くために生まれてきたんだと。

自分がやりたいことでお金をいただくことができるのか、いつも不安だった。
どーせ君には無理だよ」とか「やめとけ」とか。
一見夢を奪うような言葉も、意図を繰れば愛の言葉。
それはわかっていても、受け止めざるを得なかった。
それくらい自分が惨めで、何もできなくて何も生み出せない人間なんだと認めざるを得なかった。
自分自身が生み出したもので誰かからお金をいただくことって、自分の力で生きるのって、こんなにも難しいんだと感じてた。物怖じしてた。
考えたことを批判されたり否定されると、いつしか考えることを放棄するようになる。そうなりかけていた時期が何度もあった。
もしかしたら最近もそうだったかもしれない。

それでも、挑戦する理由ができた。
たくさんのきっかけをもらった。

来年から休学して3年カンボジアに行く。
そこをステップに、世界中に自己表現の場を創り続ける。

色んな人に宣言して回ってる。
「どーせできない」と、できない理由を探し始める人が多いかもしれない(少なくとも私はそう感じている)世界でも
血を熱く滾らせるアイデアマン達が集まったなら
当たり前にメスを入れる人がもっと増えたなら
私たちはもっと輝ける。未来にワクワクできる。

自殺者世界一の日本でも、生きる理由を一緒に見つける機会を創れるかもしれない。

やったことないことをやり続ける。
会ったことない人と会い続ける。
不可能を恐れずアイデアを出しまくってみる。
闇雲に見えるかもしれないけれど、それが1番実感を得ながら魔法のように見えるものを一気に現実たらしめる道なのかもしれない。

それぞれがそれぞれの色を出して
何か問題に挑んでいく。
時には混ざり合って、その濃さも変えながら「世界平和」というひとつのゴールに向かって進む。
そのアプローチ方法は人それぞれでも、誰もが世界をよくしようとする仲間であること。
隣の芝はいつも青く見えるけれど、忘れちゃいけない大前提。

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