<新素材 overture オーバーチュアの機能性 – 科学での証明>
コラムVOL.12
日本メーカーのテクノロジーを駆使して開発した素材「overture – オーバーチュア」。新しく開発したこの素材は、decollouomo(デッコーロウォモ)のイメージを一新する自信作です。
緯糸に世界最高峰のオーガニックコットン「アルティメイトピマ」と、経糸に超極細ナイロンを使用した特殊ニットは、素材の特性と編み組織の構造から、卓越した機能性が科学でも明らかになりました。
超長綿とは平均繊維長が約35mm以上の綿花の総称です。その超長綿であるアルティメイトピマ®は、普通のコットンに比べて平均繊維長が圧倒的な長さを誇っています。繊維が長ければ長いほど、細ければ細いほど、なめらかでソフトな風合いに仕上がります。
繊維1本1本に天然の撚りが多いと、バルキー感が増します。アルティメイトピマ®は、1インチ当たりの撚りの回数がコットンの中で最大級。そのため、ふんわり柔らかく、驚くほど軽やか。
素材の光沢感は光の反射がつくりだすものですが、アルティメイトピマ®は他のコットンに比べ50%も反射度が高く、素晴らしい光沢をもっています。また油脂分も0.65%とコットンの中でもっとも高く、独特のヌメリ感がドレープと優しい着心地を与えます。繊維の細さはほぼシルクと同じでとてもしなやか。他のコットンにはない上品な優雅さを醸し出しています。
アルティメイトピマ®は、昼夜の寒暖差が30℃もある標高1200メートルの高地で栽培されているため、中空率が高く、ハリとコシのある繊維強力も持ち合わせています。強度はコットンの中でもっとも優れています。また、肉厚のセルローズや天然の撚りの多さが優れた復元性をもたらし、繰り返しの着用や洗濯の後でもソフトな風合いがよみがえります。
繊維1本1本に天然の撚りが多いと、バルキー感が増すとともに吸水性が高まります。また繊維の中空部をとりまくセルローズ質が肉厚なので、優れた吸湿性も併せもっています。
多孔性の編み構造で、通気性があり、常に快適で心地良い環境を整えます。生地の繊維内にたくさん空気を含み、肌と編地の間に空気の層をつくることで、衣類内の温度・湿度を自然に調整する機能も併せ持っています。
overture(オーバーチュア)の生地は収縮が少なく、形状安定性などイージーケアに優れている素晴らしい機能を併せ持っています。そのため、一般的なシャツ地に比べて縮まず、水に濡れても強度と形状を保つので、安心してご家庭で洗濯することができます。
overture(オーバーチュア)が採用している繊維は、しなやかで強い繊維の性質をよく表しています。また肉厚のセルローズや天然の撚りの多さが優れた復元性をもたらし、経糸に通した超極細ナイロンの形状安定力によって、繰り返しの洗濯後でもソフトな風合いが見事によみがえります。
※高品質な天然素材を使用しているため、着用時や洗濯後は小皺がはいります。洗濯の際は、風合いを保つためにクリーニングをお勧めしています。ご家庭で洗濯する場合はネットに入れて「手洗いコース」で洗い、全体の皺を伸ばしてからハンガーにかけて陰干ししてください。乾燥後はアイロン又はスチームがけが必要です。
overture(オーバーチュア)は、シルクのようにしなやかで、ふんわり柔らかく、驚くほど軽やか。地合いがやわらかで、とにかく動きやすく、自由度が高い。繰り返し洗濯をしても柔らかさとしなやかさは損なわれません。