新一年生を1ヶ月間終えて
あっという間に5月突入。
1年生になって初めてのGWが始まりました。
学校生活が始まったことにより、
様々なものがガラリと変わりました。
個人的に携わらせていただいてる事業も
本格的に始動し始めて、
子供達個々の関わり方に加え、
療育の送迎、学校関連、不登校ケアetc...
頭も心も私が1番
あたふたしています。なぜか。苦笑
次男はというと、着替えや準備、
帰ってきてからのルーティンがとてつもなく
苦手で、環境の変化もあいまって
やる気スイッチはoff状態が当たり前。
朝起きてご飯食べるまではいいペースなのに、
さぁ、着替え!の声掛けが
offのスイッチなのか?と
聞きたいぐらい動かなくなってしまう。
我が家の七不思議の1つになりそうです。笑
朝からライオンの如く叫び散らし、
クレヨンしんちゃんに出てくるみさえの様に
自転車で爆走して送り届ける、を
繰り返しています。
学校生活に関してはまだ見えないことばかりで
本人が困っていること、困っていると
認識していることさえもわからない状態ですが、
少しずつ、少しずつ「心身の不調」が
見え隠れし始めています。
迎えに行くと笑顔で「ただいま!」と
戻ってきてはくれるのですが、
体は「正直者」でしたーーー。
ぽろっと出た本音
その日の朝、いつも通りに
「間に合わんぞー!」と叫びながら
学校の送迎の準備をしていると、ぽろっと
「きょう、がっこういきたくないの」
と言い出しました。
前後にゲームの課金の話をしていたのもあり
課金ワードを合間に挟みながら話すので、
「ゲームしたいから
学校休むという選択肢はないよ」
とさらに怒られる羽目に。
自分の気持ちを言語化することにかなりの
時間がかかり、タイムラグもある次男。
怒った手前、やっぱり気になるので
自転車で送迎しながら
「何で学校に行きたくないと思ったの?」と
聞くと、「怒られるから」と返事が。
そこからまた言語化できずにヤキモキしていたので
思いつく限りのものから質問形式に変更して
尋ねていくとどうやら、
ということが判明しました。
私が感じていた以上に「繊細さ」を持っていた次男。
何も知らずに怒ってしまったことを謝りながら、
「何かあったらすぐにお迎えにいく。」
約束をして送り届けました。
ちょうどサポーターの先生とも
鉢合わせすることが出来たので、
朝の出来事を一通り伝えました。
自分でも気づかないうちに溜まる「不調」
保育園生活と比べて
学校生活はかなりの「タスク」が課せられます。
ランドセルから教科書を出す▶︎給食袋をかける
▶︎連絡帳と宿題を出しに行く▶︎名札を貰うetc...
こうして書き出すだけでも授業までに
何個も「タスク」が生まれます。
振り返ってみれば
1つの物事しか動けない次男にとって
かなりの負荷がかかっていたんだと思います。
それに加えて国語や算数の授業も始まり、
きっと頭の中は「やらなきゃ」で埋め尽くされ、
ついて行くことが精一杯だったんだろうなと思います。
帰ったら帰ったで、明日の準備や
宿題(ひらがなの練習)など
息つく暇もなく日常が流れていました。
私自身も、「𓏸𓏸ねば」思考に囚われて
しまっていたと思います。
それもまた、次男にとっては
負荷になっていたのでしょう。
初めてのお迎え要請
ちょうどzoomでの打ち合わせ最中に
学校から不在着信があることに気づきました。
我が家はいろんな環境・人の理由により
別々の学校に入学しています。
最初は、不登校ケアに少しずつ兆しが見え隠れ
している長男の学校からの電話だと
思いこんでいました。
折り返しの電話をかけた時、
次男の小学校からだと気づき、
嫌な予感が頭をよぎりました。
予想は的中、初めてのお迎え要請でした。
お腹が痛くなりトイレから出ることが
出来なくなったそうです。
何度も何度もトイレを行き来するけど
モノは出ないーーー。
そう支援級の先生に伝えることが出来たことで
お迎えの連絡を貰うことが出来ました。
出来ないことが多い分、
「助けて」とSOSを出せる力は必ず必要です。
ちゃんと、私との約束を覚えていてくれたことに
嬉しさが込み上げました。
お迎えに行くと安心したのか、
帰宅と同時に嘔吐をするという出来事も。
週明けには朝なかなか起きられないという
状態も考慮した上で、
担任の先生と支援級の先生と相談の元
2時間目から給食まで頑張ることに。
支援級の先生からは
と仰っていただいたので、
本人のメンタル部分を各療育現場とも
共有しながらみんなでサポートするには
どうしたらいいか?を思案していけたら
いいなと思っています。
次男の新1年生「1ヶ月目」はこうして
幕を閉じました。
親心として
私の心情としては率直に「GW明けが心配 」です。
無理はさせたくない。無理はしなくていい。
だけども、
「行かなくていいや」にならないように
どうサポートしていくか悩みどころです。
感情の言語化が難しい分、
「感情イメージが一致したことばの表現」を
的確に、定期的に問いかけていかなければいけません。
その日に聞いても忘れていることが
多い次男。
同じような環境や音、ことばで
感情がフラッシュバックするタイプなので
どうしてもタイムラグが生まれる。
課題は山積みだなあ・・・。