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発達障害を和らげる方法

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ASD/ADHD当事者の実体験をもとに、発達障害の生きづらさを軽くするコツを紹介中。
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#コミュニケーション

国会図書館にKindleペーパ―バックを納本しました

私は6月にKindle出版したとき、電子書籍だけでなく、何が何でもペーパーバックも作ろうと思っていました。 お世話になった方や希望される方に、無料で差し上げたいという気持ちが強かったからです。でも、今だから言えることですが、実はささやかな野望も抱いていました。 それは、国会図書館に納本すること。 国会図書館は、日本の図書館の最高峰。国内で出版された全ての本を収集する図書館です。その蔵書数はなんと約4622万冊(2021年現在)。人気のある漫画や雑誌も、絶版されたレアな本

『発達障害の私がほっと楽になる…』読書感想文・大公開!(1)

『発達障害の私がほっと楽になるコミュニケーション』という本を、6月にKindleで自己出版しました。著書名の通り、発達障害のある当事者として、会話が楽になる方法を提案している本です。 出版以来、多くの方から感想文をいただきました。メールを送ってくださった方、noteやブログなどで紹介文を書いてくださった方……私が強くお願いしていないにもかかわらず、温かく思いのこもった感想を伝えていただき、こちらが驚いたほどです。 最初のうちは、感想をこっそり独り占めしようと考えていたので

【初・Kindle出版!】6/24~発達障害とコミュニケーションについての本を出します

私に発達障害(ASD)があると分かったばかりのころ。 ありとあらゆる書店や図書館に足を運んで、「発達障害」の札がある本棚を見上げては、ぼう然としました。読みたい本がとにかく置いていないのです。 ASDがあると判明したのは、コールセンターに勤めていたのがきっかけです。コミュニケ―ションが大の苦手で、それを改善したい思いでいっぱいでした。ところが、当事者が会話術について書いた本が、どこを探しても見つからないのです。 当時の私のように、コミュニケーションに関する情報を求める当

うまく話せるよりも、あなたと話したい

はじめに唐突ですが、質問をします。 ① 「コミュニケーションがうまくなりたい」 ② 「あなたとコミュニケーションがしたい」 あなたには、この2つの文の違いが分かりますか? そう、①はコミュニケーションに関心が向いているのに対して、②は相手に関心が向いていますね。どちらもコミュニケーションに関する願望ですが、方向性は大きく違います。 私は発達障害のなかでも、ASD(自閉スペクトラム症)の傾向が強く、コミュニケーションが大の苦手です。そのため、①を悩みを何度抱いたか計り知

【拡散希望】発達障害の本を無料で差し上げます

「発達障害とコミュニケーション」をテーマにした本を、Kindleで出版しました。6月24日に電子書籍を、そして29日にペーパーバックを発売。おかげさまで、早々に反響をいただいています。 障害者に関わる法人や団体で、本書を希望される方はいらっしゃいますか? もしよろしければ、ペーパーバックを無料で差し上げます!  今回はそのお知らせです。 本書を無料で差し上げる理由1.当事者が楽にコミュニケーションできるように 「発達障害をはじめとした障害のある人たちが、自分を大切にし

障害者は自己主張してはいけないの?~思いが言えない理由と、言いやすくなるコツ~

日本にはどれくらいの障害者がいるか知っていますか? 「平成28年生活のしづらさなどに関する調査」(厚生労働省)によると、障害者の総数は936万人。全人口の約7.4%が何らかの障害を抱えている計算になります。これだけ大勢の当事者がいると、困りごとの種類や程度など、多種多様を極めることが想像できるでしょう。 「社会で活躍したい!」「個性を発揮したい!」と純粋に願っている当事者も、きっと多いはず。ところが、障害があるという理由だけで、自己主張が抑え込まれているケースは少なくありま

発達障害でも生まれつきコミュニケーションが苦手な人などいない

発達障害(特に自閉症スペクトラム障害:以下ASD)のある人でコミュニケーションを苦手とする人は多いと思います。 児童精神科医であるローナ・ウィングさんによると、ASDには3つの大きな特性があり、そのうちのひとつが「コミュニケーションの特性」です。 (参考:ローナ・ウィングの3つ組み) ・社会性の特性 ・コミュニケーションの特性 ・想像力の特性 つまり、ASDの傾向がある人は多かれ少なかれ、ふつうの人とは違うコミュニケーションの特性があり、時と場合によってはコミュニケーシ

発達障害のある人がコミュニケーションを苦手とする本当の理由

「発達障害のある人は何でコミュニケーションが苦手なんだろう?」……って、ずっと考えてきました。この疑問を強く意識するようになったのは、ここ1年くらい。でも、発達障害と診断された8年前よりもはるか昔から、私は心にそう問いかけ続けていたような気がします。 ワーキングメモリが弱くて、話の全体を理解しきれないから? こだわりの強さから、話が飛んでも付いていけないから? 表情やジェスチャーを読み取りづらいから? そのような先天的な要素も、きっとあるでしょう。 発達障害は脳の器質

【2022年】note振り返り~発達障害と向き合った365日~

今年(2022年)も残すところ、あと1日。あっという間に年月が過ぎ去っていきましたね。今年のnoteでの活動を、簡単に振り返ってみたいと思います。 昔の自分と今の自分私は2014年に発達障害の診断を受けました。自分の心を落ち着かせるため、できれば誰かの役に立つため、当時は必死になって障害についてブログに綴っていました。それでも2016年に再就職してからは、だんだんとブログから遠ざかっていきます。 ところが今年の1月、障害について再び書こうと決意。言葉にするからには本気を出

発達障害の診断から8年…私が変えた3つのこと

「あなたの発達障害は一生治りません」……そうお医者さんから告知されたのが8年前。 「一生」という言葉の重さが、当時はずっしり肩にかかったものの、一生このままなんてまっぴらごめん!そう思った私は、少しずつ、少しずつ、変えられる部分を変化させていきました。結果、肩の荷がだんだんと軽くなってきました。 私が変えたことはたくさんありますが、そのなかでも3つにぎゅっと絞って、ざっくりと語っていきたいと思います。 1.悩みとの付き合い方 今も昔も相変わらず、悩みは目の前にどんと立ち