マガジンのカバー画像

発達障害を和らげる方法

67
ASD/ADHD当事者の実体験をもとに、発達障害の生きづらさを軽くするコツを紹介中。
運営しているクリエイター

#うつ病

敏感で繊細…HSPの私が転職してよかったこと

私が会社勤めを続けるにあたって地味に必要なもの……それは耳栓。 HSP(*1)のため、周りからの刺激を過剰に受けやすいからです。職場がガヤガヤしていると仕事に集中できないし、イライラしている人が側にいると居心地が悪くなります。結果、内臓が雑音にまみれているんじゃないかと思えるほど、疲れが溜まってしまうんですよね。 私の周りにうっすらと繭のようなバリアを作るため、耳栓は欠かせません。 そんなバリアをドーンとぶち壊すような事件が、昨年の秋に勃発しました。勤務先の事業再編です

うつから回復するために実践した、たったひとつのこと

うつとは、先が見えない氷雨のよう……私自身、この冬はうつで閉ざされていました。心の奥は暴風雨だったと言っても過言ではありません。 勤め先が大規模な事業再編したことにより、職場環境がガラリと変わり、業務量もどっと増えたからです。今まで通り働いてはいたものの、通勤電車に揺られるだけで辛く、夜遅くに帰宅してぐったり寝込む日々が続いていました。 そのような渦中で、何と転職することに。新しい職場で働くまでには、心身を整えたいと思いました。 私が徐々に晴れわたるように回復した秘訣を

発達障害、生きているだけですごい。

光陰矢の如し……noteを前回投稿してから、あっという間に1か月が過ぎてしまいました。いつもご覧くださっている方で、密かに心配していた方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。 実は水面下において夏頃から、大規模な事業再編の話が勤務先で持ち上がっていました。この秋に数百人がごっそりと退職していくなか、人事でその手続きに追われていた私は、すっかり心身のバランスを崩してしまうことに。 私は約10年前に発達障害と診断されてから、ずっと同じ医療機関のお世話になっていたのですが