教育機会確保法
教育機会確保法が2017年2月に施行されたのはご存じでしょうか?
不登校の子どもたちの支援を進めることを目的にした法律のことです
学校現場で深刻な状況が続いている問題の1つに、不登校があります
不登校とは…
かんたんに言うと「年間30日以上欠席した生徒のうち病気や経済的理由をのぞく」
と定義されています
ですが、ここには保健室登校や教室に入ることがしんどい生徒は含まれていません
かくれ不登校と呼ばれ、不登校の生徒もあわせると約44万人いるといわれています
つまり、8人に1人は、何らかの形で学校にNOをつきつけている現状です
①休んでもよい
⚠️公立の義務教育機関は出席日数は、卒業資格に関係ないそうです
⚠️私立の場合は、ある程度出席日数を決められているところもあるそうです。ご注意ください
②学校以外の場の重要性
川西市では適応教室セオリアに出席すると、学校の出席として認められています
⚠️また、市が認定しているフリースクールで義務教育期間であれば、基本的には学校の出席として認められています
【学校やフリースクールにて事前にご確認くださいね】
この2つのキーワードを活かすことが子どもたちを取り巻く環境を変えることにつながります
なお、3年以内に、法律がどのように機能しているのかを検討し、見直しを含めた措置を取ることも定められています
ちなみに、川西市にはフリースクールは現段階ではありません
→適応教室セオリアくらいでしょうか…
池田市や猪名川町には、あります
ただし!市外・町外なので、お金がかかります
また、出席扱いともなりません
義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(概要)
基本理念
1 全児童生徒が豊かな学校生活を送り、安心して教育を受けられるよう、学校における環境の確保
(文科省ホームページより抜粋)
→全学校で実施されていれば、児童も保護者も安心出来るのですが…ね
まとめ
●子どもが安心して過ごせる場所(サードプレス)があるか調べておく
●学校に行かないことを親子でせめないことも大切です
●学力は、ホームスクーリングでおぎなえれるか?が課題です
参考資料
●NPO法人フリースクール全国ネットワーク作成資料
●NHK解説委員会室
●不登校44万人の衝撃
●多様な学び保障法を実現する会
●フィンランドの教育(動画)
●ホームスクーリング(Riz)
●10年不登校だった僕は、ゲームに人生を救われた――24歳起業家が伝える「生かすも殺すもあなた次第」
関連図書
●教育機会確保法の誕生 子どもが安心して学び育つ
●小中高・不登校生の居場所探し 2019-2020年版 (全国フリースクールガイド)
●学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
●学校へ行けない僕と9人の先生 (アクションコミックス)
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