心が何にも囚われていない生き方こそ本当の自由です。
９月22日秋分の日です。
いつも何かに追われている日本人が忘れてしまっているのが自由です。
確かに忙しい毎日を送る中で自由を感じるって難しいですよね。ここで言う自由とは、物理的な時間といった自由ではなく、心の自由です。
この秋分のエネルギーをどのように活用していくかによって、あなたは本当の自由を生きるか、表面上の見せかけの自由を追いかけ続けるのか、大きく変わっていく節目や変わり目でもあります。
もし本当の自由を選択されたいのであれば、本当の自由とは何か？を知り、そして、その選択を今からしていくことがとても大事になってきます。
それは「後悔しない生き方にしていく」ということです。
この後悔とは、心残りの人生を生きるのではなく、今の自分にとってのベストを生きるということです。失敗しないようにという意味ではありませんし、常識という正しい選択をすることでもありませんので、誤解しないでくださいね。
先ほどもお伝えした通り、自由とは、物理的な時間といった自由ではなく、心の自由です。
しかし、日本は風習や文化によって自由がなくなり、時間に自由がなくなり心までも縛るようになってしまったのです。
私たちが思っている以上に、物事に対してギチギチに考え、決め事は守らなければならないと、規則を守ろうとしています。
もっと緩くていいし、ぎっちぎちに決めなくても良いのです。例えば、決めたことは必ずやる！などといったことなどです。
もちろん、「決めたことは必ずやる！」と決めることが悪いわけではありませんが、「出来なければ失格！」とまで自分のことを罰さなくても良いのです。まさにサムライ魂が残っているのです。
日本は侍の時代に腹切りというのがありました。自分の責任を取るということから、切腹して死んでお詫び致すといった精神です。
究極の責任の取り方ですよね。実は日本人には、今こそ、こういったことで責任を取ろうとする人はいませんが、名残として精神がここからきているのもあるのです。
侍の精神です。
「いつも何かに追われている」と感じる日本人は多いわけですが、これは日本の社会的な構造や文化的な背景にあり、仕事や家庭、学校、社会的な義務など、多くの場面で見られます。
いくつかの要因が、この「追われている」感覚を生み出しています。
理由をいくつか上げてみたいと思います。
1. 仕事文化：
日本は「働きすぎ」の国と言われているように、言ってもまだまだ長時間労働や過労が一般的です。多くの人が過度な仕事量や、休みなく働くことが普通だと感じていますし、仕事への責任感や職場での評価を気にする文化が強いこと。
2. 過密なスケジュールと社会的期待：
日本の社会では、多くの人が「忙しい」と感じる日々を送っています。仕事や学校、家庭、地域活動、親しい人との付き合いなど、様々な義務や責任が日々積み重なり、常に何かをやらなければならないと感じる人が多いです。他人の期待や評価に敏感で、周囲に合わせて行動しようとする傾向もありますよね。
3. 競争の激しさ：
学業や仕事における競争が非常に激しいため、少しでも遅れを取ることを避けようとするプレッシャーがあります。受験戦争や就職活動などの厳しい競争が、この「追われている」感覚を強化しています。
4. 情報の過負荷：
現代社会では、テクノロジーの進化により、情報が常に溢れているため、メールやメッセージの即時対応が求められたり、ニュースや情報に常に接している状態が続いています。これが、心の休息を取りにくくさせています。
5. 自己成長のプレッシャー：
日本では自己成長やスキルアップが重視される傾向が強く、常に自分を向上させるために努力をしなければならないというプレッシャーを感じている人が多いです。
このような状況は、多くの人にストレスをもたらし、精神的な健康にも影響を与えることがあります。リラックスや休息の重要性が見直されつつありますが、まだ多くの人々が「何かに追われている」と感じる生活を続けています。
このようなことから決め事や、決まり事が日本には多く、それに従っていないといけないような使命感になっているので、つい自分に厳しくなってしまいやすいのです。
まずは、これらに気付かれることが大事です。でなければ、それが当たり前の世界の中生きることになるからなのです。
そして、何かに追われているあなたから自由を今選択することが出来ます。
そこで、自由を選択するための解決策をお伝えしたいと思います。
自分にとっての自由とは何か？を問うようにしてみることをお勧めいたします。自分にとっての本来の望みである自由を思い出すことなのです。
私の例を挙げると、先月東京と大阪に対面セッションに行っていたのですが、youtubeの配信が、もしかしたら間に合わないかもしれないといった状況になったのです。
例えば、このような時、水曜日と日曜日に配信すると決めたのだから、「視聴者の方にもお伝しているのだから、必ず何がなんでも配信しなければ！」となっていた場合、「無理してでも配信しなければ！」という思考になります。
実家に帰ることもあり「あ〜間に合わないかもしれない、配信できない」と、実際頭がよぎったのですが、この時、違和感を感じ「これはとても窮屈だと感じたのです。」
配信を決めたのだからと、上げることだけに意識がとらわれていると、時間やYoutubeや自分自身にも結局「自由」を奪われていることになるからです。
すると、上げられかったことを悔やんだ状態で、実家で過ごすことにもなり、気持ちが下がったり気分が悪くなることで、楽しい時間を過ごせなくなります。
もしくは、ゆっくり家族と過ごすのではなく、動画作りをしていたかもしれません。せっかく実家に帰ってきているのにも関わらず、家にいるのと何も変わらなくなりますよね。
Youtubeの配信も、私にとっては喜びでもあることもあり、配信したい気持ちも本当なのですが、この場合、「責任感や義務感」からだと「不自由だ」と感じたのです。
私にとっての自由は、無理してまで動画を上げる喜びよりも、「今は家族とゆっくり過ごすことが喜びだ」と、本来の望みに気付くことで、心から納得して家族と過ごすことが出来た自分にとっての自由を選択することができたのです。
つまり、これが「後悔をしない生き方」なのです。
このように、選択に迷った時、もしくは分からなくなった時は、「自分にとっての自由は何？」と心に聞かれることをおすすめ致します。
自由の「由」は「よる」「もとづく」という意味です。他人の意見や権力、常識に絶対性を置くのではなく、周りの声をもちろん聞きながらも、そこから「自分の生き方を選択し生きる」ということが、本当の自由なのです。
時間、権力、お金、働き方などと言ったことが自由ではないのです。
つまり心が何にも囚われていないことなのです
例えば、先ほどの私の例ですと、視聴者の方からしたら求めてもいない義務や責任感から、私が勝手に無理してYoutubeを配信をするという選択をしたとしても、配信をせず実家に帰るという選択をしたとしても、この場合、どちらであっても「本当に良かったのかな」という不安に囚われ付き纏ってきます。
これは心が囚われているので自由を感じられないのです。
ですが、先ほどお伝えしたように、Youtubeも私にとっては喜びでもありますが、「責任感や義務感」からの配信になると「不自由だ」と感じたので、私にとっての自由は、無理してまで動画を上げる喜びよりも、「今は家族とゆっくり過ごすことが喜びであり自由だ」「それに、その方が試聴してくださる皆さんも自由を感じれるよね」と気付くことで、心から納得して家族と過ごすことが出来、不安という心の囚われが無いので「自由」を感じれるということなのです。
すると、充実した時間を過ごすことができるので、後悔がないのです。
心が何にも囚われていない生き方こそ本当の自由です。
まとめとなります。
・自由とは、物理的な時間といった自由ではなく、心の自由ということ。
・あなたは本当の自由を生きるか、表面上の見せかけの自由を追いかけ続けるのか、大きく変わっていく節目や変わり目である。
・それは「後悔しない生き方にしていく」ということです。この後悔とは、心残りの人生を生きるのではなく、今の自分にとってのベストを生きるということ。
・他人の期待や評価に敏感で、周囲に合わせて行動しようとすることや、学業や仕事における競争意識、成長しなければならないプレッシャーなどの文化によって、心までも縛るようになったことから、心に余裕がなくなり、いつも何かに追われている感覚を生み出していることに、まずは気づく事。
・このようなことから決め事や、決まり事が日本には多く、それに従っていないといけないような使命感になっています。
・時間、権力、お金、働き方などと言ったことが自由ではなく、心が何にも囚われていないことです。
・何かに追われているあなたから自由を今選択することが出来ます。それは、自分にとっての自由とは何か？を問うこと。”Do”である行動が大事なのではなく、あなたの意識がどこにあるかです。
心が何にも囚われていない生き方こそ本当の自由です。
今日の、このメッセージを実践されることで、この秋分の日からあなたは自由を感じれるようになっていきます。意識して過ごしてみられて下さいね。
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