コールセンター(新卒1年目)の身構え、働き方
1年目の流れ
前回はコールセンターで働くことはどういうことなのかを説明しました。
今回は1年目で働くときはどんな感じなのかを書いていきます。
(ビジネスマナー云々は、省略です)
ほとんどの方の場合、1年目はコールセンターでのサービスデリバリーを理解することです。
↓の図はざっくりとしたコールセンターの組織図です。
1年目で経験するのは色付きのあたりでしょう。
主な業務はコールセンターでの最前線であくせくと働くことです。
お客様対応(TEL、チャット、メール)
エスカレーションポイント(オペレータが分からないことにアドバイスする人)
スクリプトの作成・更新
FAQの見直し
ログの精査
👆のような、オペレータの役割もしくはフォローする役割です。
1年間あるので、多くの人は2つくらいは業務を変更するのではないでしょうか。
(私の時は4つでしたが・・・)
生活面
最初にも書きましたが、給料は多くありません。
1年目は住民税の負担がありませんが、節約していきましょうね。
ほとんど残業もなく、許可もされないと思われるので、ためることを考えないとすぐに消えていきます。
確定拠出年金やっておこうね
大手のコールセンター系BPOであれば、たいてい確定拠出年金制度を行っていると思うので
早めに始めることをお勧めします。
私がメンターを務めた際に必ず確認をしていますが、始めてる人は一人もいませんでした。
これを読む皆さんは必ず始めてください。
もし、余裕があるなら、iDecoやNISA、インデックス投資など積み立てて資産を形成するのをお勧めします。
何がいいかはほかの人のNoteを見てください。
マインド
少し話が逸れました、どういうマインドで業務に取り組むべきか、という点を話します。
まず、理解しておいてほしいことがあります。
皆さんはこの採用市場が超売り手の、慢性的人手不足の日本では**”貴重な人材”**です。
採用(買い手)側は、辞めても構わないと思うでしょうか。そんなはずないですよね。
この1年間皆さんは、上司や先輩社員にとっての”お客様”のように丁重にされるはずです。
ミスはしてもいいし、思ったことをそのまま行動しても、咎められず、逆にフォローしてくれるでしょう。
(逆に怒る人も今時珍しいので、それはそれで貴重な人材になってます、、、)
なので、気負わずにいきましょう。肩ひじ張ったようなアグレッシブさはいりません。
ただ優しさにあぐらを掻くのは、あちら側の印象も悪くなるので、謙虚さは大切です。
基本のビジネスマナーは押えたうえで、研修してくれる先輩や上司の指示に乗っかっていればいいと思います。
身に着けておくべきこと
あいまいですが、インプットとアウトプットを心がけるようにしてください。
あんまりやったことないって人は、まず9割インプット、1割アウトプットすることから始めましょう。
何かを作り出すことといっても難しいことではないです。業務日報ですら「アウトプット」なのです。
例えば、自分の得た経験をもとに、短めのトークスクリプトを作る、FAQを更新してみるなどでもいいです。
会社の中で、スキルが上がって、職位も上がるとほとんどの人が
**「インプットする時間はないのに、アウトプットはたくさん求められる」**可哀そうな人になってしまいます。
そして年齢を重ねると、新しいことには鈍感になり、覚える量も減っていきます。
若いうちはインプットが命だと私は思っています。