南インド僧院物語
広い大地に大きな空
美味しい南インド食など
南インドには楽しみどころが沢山あるが、
それにもまして印象に残っているのは
僧院へ行くため南下する電車で回ってくる
チャイ売りおじさんの声である。
(お兄さんの場合もある)
低音高速で
「チャーイチャイチャイチャイチャイ。
チャーイチャイチャイチャイチャイ。」
とミツバチがうなるが如くチャイを売りにくる。
不思議なもので、
誰が言っても同じ声音。
なのでモノマネもしやすい。
インド北東山間部の田舎から僧院に出てきた子ども達も、
ここへくるために、おそらく初めて乗った寝台列車でのチャイ売りが
かなり面白かったらしい。
道中のようすを説明した時
「チャーイチャイチャイ。」
と何の思惑もなく真似して、
先輩僧達は、それにえらくウケていた。
南インドの僧院では
僧としての生活と勉強が、
24時間ただただ綴られているように感じる。
われわれが当たり前のように呼吸し、食事をするように、
仏教的基礎概念の中で
起きて、祈り、暗記し、学び、
学びや世の中のこと(「チャーイチャイチャイ」もそのひとつ)について
友と会話をし、
心身をよい状態に保つための食事や娯楽で
時間が過ぎていく。
力を学びに向けて、怒涛のような問答をする者も多くいる。
余った力を、夕方の自由時間に、
廻し飛び蹴りの練習で使う若いお坊さん達もいる。
よく学ぶ分、脳が疲れて自室でチャイを何杯も作って飲む、
話始めたら止まらないお坊さんもいる。
ゆったりと、
僧院敷地外のトウモロコシや麦の畑へ散歩にでる者もいる。
それぞれに生活を織りなしているが
その基底に流れるのは
教示者仏陀への信頼と、
良いことをすれば良い結果が返ってくる
悪いことをすれば悪い結果が返ってくるという
因果応報の考え方である。
安心して学びや修行に没頭できる環境が
ここにある。
自由なインドで
ストイックな勉学・修行。
日本のきっちりした生活に慣れた我々が彼らの生活を覗いてみると、
人生観が広がる
変わる可能性大である。
南インド僧院ツアー(11月25日~12月3日)
説明会は8月20日(日)午前10~
東京曙橋、タシデレさんで。
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10月に開催予定のダラムサラツアーと11月開催予定の南インドツアー、現在参加申込受付中です!
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ご希望の方にはツアーパンフレットをお送りいたしますのでご連絡ください。
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8月20日(日)は両ツアーの説明会も開催いたします!
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ツアーについてのあれこれなど写真を含めてご説明いたします。
(店内とZOOMのハイブリッド開催です^^)
参加費無料:店内参加の方はお茶とお菓子付き♪
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— 場所: Tibetan Restaurant & Cafe TASHI DELEK チベットレストラン&カフェ タシデレ
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