口伝30日目:出会い・再会
7:17 経部雑経2巻目『大遊戯経』口伝開始。
14:10 読了。
14:11 3巻目読経開始。
16:27 本日のセッション終了。
『雑経』とは、
いろいろな経典が入っている経典群。
長短さまざま集まって
全32巻ある。
午前中は、中観のテキストでよく引用される
『大遊戯経』。
午後は文殊菩薩が名前についた経典だった。
明日は休みのせいか、
朝から様子が少し違っていた。
朝のお茶は
いつもより牛乳もバターも多かった。
美味しかったせいか、
おかわりする人も多かった。
隣のおじさんは
今日もカレー味のチャナ豆をくれて
他にビスケットも1枚回ってきた。
10時のお茶は
今日も風邪予防の薬茶で、
更に風邪薬も配られていた。
午前中の休み、お手洗いに行く途中
8月モンゴルのカーラチャクラでお世話になった
カーラチャクラ僧院の先生に再会した。
昨日いらしたのだそうだ。
その先生に会ったのは
今年の1月ブッダガヤーでの法話会。
今回もネパールまで
遥々経典の口伝を受けに来られた。
もう1人、初日から
見たことがある、あると思っていたお坊さん
がいたけれど、
どこでお目にかかっていたのか
今日分かった。
22年前
ブッダガヤーで五体投地をしていた時に
礼拝板を並べていたお坊さんだった。
恥ずかしながら、こちらは覚えておらず、
相手の方が覚えていて下さった。
その年、
全五体投地者の中で
1番時間がかかったのが筆者だった。
だから覚えておられたのかもしれない。
自分でも忘れていた昔のことを
覚えていてくれたことに
少し感動した。
今日の昼は、
友人の知人ということで
今回の法話の中国語の通訳をなさっている
台湾人の青年にお目にかかった。
最初、
バラナシのチベット大学で勉強している
チベット人男性かと思った。
利発そうな人である。
今回の通訳は難しい。
と先日から思っていた。
先生のお話は早くて、
法話の内容もその場その場で付け足しがある。
主語ですら変わっていそうな気配。
おっしゃっていることをそのまま訳していると、
文章の始まりがどこからきているのか
分からなくなってしまう。
英語の通訳さんは
先生が全て言い終わってから
要約して伝えているという。
中国語の通訳さんは
先生のおっしゃることをその場その場で訳しているそうだ。
そうすると、もしかすると、
文字起こしした時には、文章の意味が混ぜこぜになってしまう危険がある原文。
その難しい法話で、
ちゃんと意味を伝えられるスキルは素晴らしい。
更に気持ち良く思ったのは、
自分の役目を喜びをもって果たしておられる様子だった。
前世でこういう奉仕をできる徳を
少しでも積んできたんだろうなと
ありがたく思う
という表現をなさる。
口伝をなさる先生も
受けている方々も
裏方のスタッフも
それぞれの今生と前世のバックグラウンドをもって
ここに集っているのだろう。
最後のお話で、
大蔵経ラサ版全99巻のうち、
1巻は目録なので
経典そのものは98巻。
今、その半分の49巻が終わっているので、あと半分残っている
とお知らせがあった。
先日から読了された経函を数えてみると
それより多い気がするのだけれど、
いずれにせよ、
先生のご体調が良いままに
読了される事を心より祈る。
・・・・・・
20年以上のインド生活中にお目にかかった
チベットのお坊さん、スピリチュアリスト、
お医者さん、菩薩行者からのお知恵を拝借。
幸せを感じやすくする方法・考え方、
イメージング等をシェアする
福の神さんを目覚めさせる
無料メルマガ「福の神 来た!」
<a href="https://resast.jp/subscribe/290742">福の神 来た!の購読申し込みはこちら</a>
・・・・・・・
デチェンが見たものシェアするインスタ
フォローしてね☺️:
https://www.instagram.com/naokodechen?igsh=bjJ3YXcybmdodHFy&utm_source=qr
龍樹など古代インドの学匠方と
チベット仏教の大祖ツォンカパの
空性を紐解く金字塔をシェアするHP:
https://www.dechen.jp/