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口伝2日目:法話会実働部隊

今日も朝6時に宿を出た。

6時半頃にベンチェン僧院につく。

今日は1人できたので道を少し間違えたが
無事に着いた。
昨日の席について、
日課のお祈りを少し。

朝ごはんは7時と聞いている。
昨日は2人前で朝ごはんのおかずのじゃがいもが終わってしまったので、
今日は7時前から僧院の食堂へ行った。

もう並んでいる。

今日の朝ごはんは
ポハという押し米と、
ツァンパ(麦こがし)と
バター茶。

途中でお坊さんが数人、列から離脱した。
ツァンパだけで、
おかずがなかったかららしい。

朝ごはんに並ぶお坊さん達

お坊さん達に混じって
ポハとお茶と、麦こがしを頂き、
端の席に座って頂いた。

食堂の端から見た風景
ポハとバター茶・ツァンパ

それにしても
随分沢山の人が集まっている。
出家者だけで3千人以上
在家信者はそれより多いという。
7〜8千人ほどになるだろうとは、
隣に座っているチベット系お姉さま方のお話。

経済的なことを考えてしまうのは日本人の性。
(でもないか)
会場の設営から
参加者に振る舞う食事、
お茶、パン、3時のおやつ(今日はカップケーキ。昨日はドーナツだった)等
どれだけお金が掛かっているのだろう。

全ての参加者に
昼食も用意されているが、
スチールの皿とスプーンも僧院で用意。

一般参加者の食事でも
昨日はご飯とダル(豆のスープ)、
青梗菜の炒め物と、ジャガイモとカリフラワーのネパールカレー、生野菜(人参がいっぱい来た)、唐辛子のソース、
リンゴが一つずつ付いてきた。

今日の昼食は
ご飯とダル、ジャガイモとミックス野菜のカレー炒め、揚げたピーナッツが入ったキャベツの温野菜、ゴーヤの入ったトマトソース、生野菜、デザートにはヨーグルト。

皆さんはスチールの大きなお皿でカッコよく盛り付け
筆者は宿から借りてきたお椀に入れてもらった

非常に豪華だ。
外で食べるダルバードと変わらない。
いや、それより美味しいし、豪華。

皆んなワイワイと並んで食事を受け取るのだが、
押し合いへし合いするので
食事が用意されている場所には入場制限があり、
ゲートでおじさんが人を止めている。

長い机を並べて、大きな鍋が幾つか並べられており、
流れ作業状態でご飯やおかずを順に入れてもらう。

その間にも食べ物が無くなっていくので、
奥の厨房で作られたご飯やダル、野菜が運ばれて補充されていく。

好きなだけ入れてもらったら、
カーペットの敷いてある食事場所へ移動。
食べ終わったらお皿とスプーンは重ねて置いていく。

食事をよそう人、
食事を補充する人、
人の交通整理をする人、
仕事の流れを監督する人、
他にも見えないところで働いている
沢山の人の熱気が感じられる。
スタッフはボランティアも多いのだろう。
大きな法話会で、
チベット+ネパール仏教徒の機動力はすごい。

以前は法話会に参加しても、
法話の内容について以外
催す側について思いを馳せることはなかった。

今回は、斯様な大仕事を2ヶ月行うベンチェン僧院に、言葉では表現しきれない敬意を感じている。

昼の休憩時、
法話会に寄付をした人々の名前と金額を読み続けていた。
結構早口で、途切れることなく寄付した人々の名前を呼んでいる。
お隣のお姉様方も寄付をしようとオフィスへ行かれた様子だが、すぐに帰ってきた。
(寄付の)行列が長すぎたそうである。

信仰を支える人々の熱い思いと
それをしっかりと受け取り形にする僧院。
ヒマラヤの中腹に
こうして仏の教えが生き続けている。

リンポチェの口伝は、
2日目の今日午後4時過ぎに
律経3巻目に入った。

法話が終わって帰路につく
ギュウギュウで帰る

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