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しあわせ ~「癒しの順番・修行の階梯」ゆったりお話会~

皆、幸せになりたい。
 
特に日本人は
「皆と一緒に幸せになりたい」
と思う人が多い。
 
そのために、日常生活の中で小さな幸せを見つける努力をしたり、
信じる道への修行に入って、
自らと他者の幸せを得ようと頑張る。
 
得られた人は素晴らしい。
幸せな人と一緒にいると、自分も嬉しくなる。
 
一方で、学んだとおりに実践しているけれど、
思ったとおりの結果になかなか至らない人もいる。
 
同じ話を聴いているのに
何故素直に受け取ることができないのか、

同じように実践しているように見えるのに
何故すいすいと進めないのか、

自分ではわからない。
 

「人によって違うから」という理由以外あげようがないのだが、
20年間で沢山の修行者方にお目にかかり
その後彼らから少し離れたことで、
見えてきたことがある。
 

わたし達と同じように、真面目な仏道修行者の中には、
幸せそうな人もいるし、そうでなさそうな人もいる。
 
正直にいえば、
苦しくてもそれを表に現さないことを美徳と考えている部分もある。
 
それにしても、
天真爛漫に修行生活を楽しんでいる方々と、
そう簡単で単純でない方々との違いは何?
同じ修行生活を送っているのに何故?
 
それが、修行している時の心の状態に関わっているのだと、
当たり前のことながら、
今さらながら気付いたのだ。
 
どっぷり勉強、修行生活の中にいた時には気付けなかったことだった。
 

わたし達は、心に対しても、
軽い・重いという表現をつかう。
 
人によっては波動が高い・低いという。
 
表現する言葉はさておき、
重く沈んだ、暗く萎えた心の状態というものはあるし、
軽く飛翔するような、明るく遮るもののない心の状態というものも
確かにある。
 
さらに、
高くも低くもない、重くも軽くもない、
ニュートラルな心の状態もある。
 

筆者が「あっそうか!」と今さら気付いた道理は、
嬉しく楽しく修行の結果を謳歌している人々のスタートが、
ニュートラル以上の心理状態からである、
ということだった。
 
簡単にいうと、
前向きで素直な心で正しく修行をすれば、
ちょっとくらい大変でも、嬉しく楽しく修行が続けられる
ということである。
 

さて、インド出発まえの今年最後となる、今回のお話会では、

・心の段階を見やすく記した表をつかい、心を高低を知る。
・0、あるいはニュートラルな状態に達していない心を、ニュートラルに引き上げる方法を具体的に紹介する。
・仏教の修行に興味を持たれている方々のために、道次第(仏教の教えの中から修行の階梯として組み直したテキスト)の目次内容を紹介しながら、実践の概要をみる。
・それによって上がる、心のステージについて紹介する。
・苦しい中で道を志す方々が、修行を続けるために気をつけた方がよいことについて共有する。

等をシェアする予定である。
 
今回、同じ題目で、日程をかえて2ヶ所で行うことになった。
 
11月4日(土)10:00~11:30 
ネパールインド薬膳料理レストラン チャンドラ・スーリヤ(神奈川県南林間)様にて
参加費:2500円(ランチ付き)予約優先10名様
お申込み:チャンドラ・スーリヤ
Email:chandrasulainfo@gmail.com
Tell:080-8842-8175
 
11月11日(土)15:00~16:30
チベットレストラン・カフェ タシデレ(新宿区曙橋)様にて
参加費:3500円(ドリンク・デザート付き)
お申込み:タシデレ
Email:tibetrestaurant@tashidelek.jp
Tell:03-6457-7255
または個別メッセージで
 
その時、その場に集まった皆さんのエネルギーで
同じ資料を使っていても
話の内容はかわる。
 
「面白そうだな」と思ったら
覗きに来てくだされば幸いである。

 
【講師紹介】:直子デチェン
1970年千葉県出身
1999年初渡印
チベタン・ライブラリー講座履修
2003年〜2016年
ダラムサラ仏教論理大学聴講(全科目履修)
ブログ https://note.com/dechenblog
のんびりしたインド生活、旅日記、仏教話をつらつら記す。
龍樹著『中論』・仏護著『ブッダパーリタ(仏護註)』・月称著『顕句論』・ツォンカパ著
『正理の海』翻訳
https://www.dechen.jp/ で公開
 

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