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菩提心の称賛《宝珠の灯》第45偈

45)輪廻と寂静の極辺に落ちず、
不住涅槃の都へ、
はしる大道である菩提心。
解放を求める者に、まさしく修行されるもの。
 
 
 
「寂静」とは、自分だけが解脱を得た、平穏な瞑想状態。
 
輪廻に翻弄されるのではなく、
自分だけが苦しみのない寂静に留まるのではなく、
その中道をいく「不住涅槃」。
 
大乗の成就者のみが楽しむことのできる都である。
 
苦しみは無く、
ただ空を瞑想しているだけでもない。
軽やかな都。
 
都のメインゲートに続く大通りが
菩提心。

不住涅槃の都へは、
それ以外の道はない。

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