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『ゴールデン・リバティ/PHOENIX RISING』観劇 #6

東京宝塚劇場ロビーに飾られていた見事な七段飾りの雛人形

先日、宝塚月組の東京公演を観劇しました。

『ゴールデン・リバティ』はウエスタンに自由の女神にタヒチアンダンス!?とにかく展開が目まぐるしくて、そのある種カオスな波にのまれながら楽しみました。『PHOENIX RISING』は、新しい月組の息吹を全身で浴びられるショー。そのタイトル通り、各場面で羽根のモチーフが活きていて、衣装も目に鮮やかでした。

今回は公演の主観的な感想などなどを気ままに書いていきたいと思います。



特に印象に残ったスターさんは・・・

良い意味で新トップスターとは思えない落ち着きと風格を漂わせる鳳月杏さん
ごく自然に男役さんをたて、品を持って寄り添う新トップ娘役の天紫珠李さん
安定した実力ととぼけた味のギャップがたまらなく魅力的な風間柚乃さん
新生月組らしいフレッシュさを撒き散らす礼華はるさん彩海せらさん
そして、男役としてのキャリアを感じさせる佇まいで舞台を締める夢奈瑠音さん英かおとさん(余談ですが、お二人が対で出てこられた時、あまりの小顔さに脳内がバグりました)。
瑞々しくもどこかアダルティーな雰囲気が目を惹く瑠皇りあさん

・・・おっと、お名前を挙げ出したら止まらないのでこの辺でやめときますが笑、とにかく目が足りない時間でした。(今回、書き切れなかったんですが、月組は娘役さんの人材も豊富なんですよね!)

客席降りとポンポンスティック

そして、今回、最も多幸感を覚えたのは、ショーで、出演者・観客が一体となってポンポンスティック(宝塚のオフィシャルショップでも販売している小道具)を振る客席参加型の場面!

ポンポンを両手に、続々と客席通路に降りてきてくださるスターさんたち。眩しい笑顔で歌いかけるスターさんと視線を交わしながら、客席でポンポンを振ったり(皆さん振付も完璧!)、手拍子をする私たち観客。
ポンポンの花があちこちで咲き乱れる中、その心の通いあいになんだかジーンときてしまいました。音楽や振付を通して会場中が心を一つにできる瞬間って最高ですよね。
ちなみに私は手拍子組だったんですが、それでもすごく楽しめました!

そうそう、客席降りといえば、宝塚観劇時に通路寄りの席にあたることがなかなかない私。実はまだスターさんとハイタッチしたことや、間近で視線を交わしたことがないんですよね。もちろん、1回体験してみたい!と思ったりもするけど、私みたいな下界の人間は、天上界のスターさんなんぞに触れたり、目を合わせたりしたら挙動不審になる可能性大。ハイタッチする方々を眺めて楽しむくらいが丁度良いのかもしれないです笑。


終演後は青列車へ

青い列車トラン・ブルー♪

観劇後は日比谷シャンテにて月組ステージ衣装コレクションを観賞。
昨年、月組で上演された『琥珀色の雨にぬれて』という作品にちなんだ青列車風のコーナーや、相変わらず完成度が高すぎるコスチュームの数々を堪能。
大満足の1日でした!


月組といえば

さて、月組といえば、昨日、次回大劇場・東京宝塚劇場公演の『ガイズ&ドールズ』の主な配役が発表されたようで、個人的に気になっていたアデレイド役はなんと彩みちるさん彩海せらさんのダブルキャストだとか!
色んな意味で人気を博しそうなこの公演、チケット難を覚悟せねばですね。もしチケットが取れなくても、せめて配信は観たいものです。


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