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【2024年10月版】マイナビニュース連載 融資金利に関する記事一覧

融資の金利について解説した記事をまとめました。紹介している数字は執筆時点での金利水準になりますので、適宜最新情報に読み替えていただければ幸いです。

『東大発ベンチャー現役CFOが教えるデットファイナンス入門』より

第17回 融資金利の相場について

筆者が手探りで融資金利について調べ始めた頃、最初に入手できた情報は帝国データバンクが発表している『預金・貸出金等実態調査』でした。実務で見聞きしている金利水準と報道されている金利水準との間に大きな乖離があり、情報を検索するにしてもキーワードが分からず四苦八苦していた時期の記事です。

第18回 融資金利を低くするために取り得る手段

繰り上げ返済をしないことを確約する、相見積もりを取る、ボリュームディスカウントを効かせる、といった手法で金利の交渉ができることを説明しております。

第37回 融資金利の相場について(2)

第17回の記事から2年経ち、日本銀行のデータに辿り着いたので紹介いたしました。日本銀行が集計した数値をグラフに加工して可視化した大和総研のレポートからは、貸出利率毎にカウントされた融資残高が約定返済の進行状況に応じてダイナミックに入れ替わっていく様子を見て取れます。

『中小企業デットファイナンスの新潮流』より

第3回 融資のコストを比較する方法

複数の銀行から融資の提案を受けていて比較検討しなければいけないとき、過去の融資条件をベンチマークしつつ現在交渉中の契約内容が妥当か否かを検証したいとき、調達時に支払うコストについて予測する必要があります。金利に加えて信用保証料や印紙税も考慮しましょう、という話をしております。

第13回 デットファイナンスに関する公的統計

第3回の記事から1年経過して、私自身の調査力は上がっていなかったのですが、日銀のレポート『実質無利子・無担保融資が貸出約定平均金利に及ぼす影響』を見つけて長年の疑問が解消され嬉しかったことを憶えています。「自治体から利子補給が行われており、現在の貸出約定平均金利(長期)には、 利子補給分を含めた金利と含めていない金利が混在している」ことは承知していたのですが、グラフを読み解くと金利0.1%程度の差異だと分かり、中小企業金融においては無視して良いレベルだと判断しました。

(以上)


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