「見える/見えない」盲の人
“今対峙しているのは、たぶん相当大きな「恐れ」で、正体不明。根深すぎてどこからきてるのかわからない。空間自体かのように何もなくて怖い。手がかりの欠片は「目的志向」。思考自体。未来(時間感覚)。身体が重くなる。この中でどう生きればいいのか。目印がない。宇宙にいるみたいだ。”
”何も見えない”
”「見える」というのが、目の前が見えるという意味ではないと知る。押し潰されそうな昏さの中で、細やかな身体の衝動を繊細に感じ取れるのが「見える」という事。智。身体の中に、ありすぎてその一つが見えない。盲(めくら)。”
(2024年12月27日)