遡時の湖
遡時の湖
これを見てほしい
読者は何を連想するだろうか?
何かとてつもなく繊細な水墨画のように見えるかもしれない。
まるで和風ファンタジーの背景のようだ。
私はこの画像を『遡時の湖』と名付けた。
その経緯を今から話そう。
外にでた途端に雨が降ってきやがる
さ〜て、そろそろビッグボーイに飯を食いに行くかな。
昨日のように4人の美女がお出迎えしてくれるだろうと希望に胸をふくらませ家をでる
…って、外にでた途端に雨が降ってきやがる⛈
うーん、降りも強いし今日はあきらめるか、ということで家に引き返す。
せっかく家に居るのだから机の掃除でもするか
よしっ、キレイになったぞ
ふぅー、ひと仕事した後の一杯は格別だぜ!
あっそうだ、モノクロームで撮ったほうが雰囲気出るんじゃないのかな
カメラアプリはもともとスマホにプリインストールされていたものだ
設定項目をいくら探してもモノクロの項目はなかった、ついでにセピアもない。
代わりに「エフェクト」なるボタンを押して見る
何じゃこりゃ〜
まあ、これはこれで面白そうなので空を撮る
ちくしょー、家にもどった途端に晴れやがって
おっ、スゲー
天界への入り口みたい
こんなものも撮ったり
こうきたり
この時点で察しがつくと思うが、ただのベランダの床を
にエフェクトをかけたのが、先の画像である。
画像のタイトルは「無限の重力」だの「幽界の山林」だの色々と考えて見たが、
夢で過去の景色を見れるとして『遡時の湖』ということになった訳だ。
【視点を変える】ということ
写真を撮るということは環境も関係してくる、例えば富士山のある近くに住んでいたり。
しかし環境に恵まれることは少ない。
そこで私は誰も見向きもしない風景を【視点を変えた】角度や撮影モードで撮っている。
そうすることにより環境に恵まれた人の発想外である写真を撮れるようになる。
そしてこれは「創作」にも共通することだと思う。
地面に転がっていたセミがいきなり暴れて飛び立っていく
驚きながらも私は「頑張れよ〜」とうっかりエールを送ったがその時に「あのセミは何を考えていたのだろう?」とふと考えてみた。
こうして【視点を変える】ことにより生まれたのが『セミファイナル99』(9/3(土)に投稿)である。
ちなみにミーちゃんは「ライバルがいたほうが面白そう」と書きながら思い浮かんだキャラだ。
ついでに言えば、今日【視点を変えて】撮った『遡時の湖』により
・本来は覚えることの出来ないぐらい深い夢は、過去世界を見ることが出来る
・ある条件をみたすと深い夢を覚えることが出来る、特殊体質のキャラ
創作にあたり、こういった条件やキャラのネタを思いつくことが出来るのだ。
なお、日記の割にはエッセイ風な口調で書いているが、これは文芸執筆の練習のためである。
内容はいまいちだが、そこはヒヨッコ🐤ということで暖かく見守ってほしいと思う。
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