私にとって明日を生きる希望になっているのは萌えアニメだ。また、萌えアニメに出ている女性声優の活動もまた私の希望だ。女性声優のラジオであったり、ライブであったり、そんな情報を追うのが私の日課である。
ただ、大学4年も終盤に差し掛かって、未だに萌えアニメに固執していることを客観的に見たとき、「うっっ!あっっ!」(要するにイタいのでは?)という感情が生まれてきた。でも萌えアニメ好きやし…という感情もある。そして、そんな葛藤を抱えているところに私の大好きなアイドルが新曲でこんな歌詞を歌う。
そうだ。葛藤を抱え、ぐずぐずしているうちに大好きなアイドルを失うよりだったら萌えアニメから一旦離れて、新たな世界を開こう。
そんな時だ。
ディズニープラスが期間限定で199円!!
私が屯しているインターネットのコミュニティではマーベルシリーズがプチ流行していた。度々話を聞いているので、ディズニープラスでマーベルシリーズが見られることも把握していた。
マーベルシリーズ、大学の友人も口を開けばマーベルの話をしているし、世間的にも人気の作品だ。
そして、聞いたところによるとマーベルシリーズのスパイダーマンにはCV水瀬いのりのキャラクターが出るらしい。
水瀬いのりさんと言えば、多数の萌えアニメに出演し、幼女キャラからお姉さんキャラまでこなす私の最も大好きな女性声優である。好きな人の出演作品はもちろん見ておきたい。
これは一から見るしかねぇ!!!
ということでここからは
萌えアニメに固執していた人間が
担当アイドルに見捨てられないように
好きな女性声優を追いながら
自分の新たな世界を開くため
マーベルシリーズを見た男の話である
以下に見た直後に書いた感想を記していく。
アイアンマン
アイアンマン2
マイティ・ソー
キャプテンアメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
アベンジャーズ
マイティ・ソー ダークワールド
アイアンマン3
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.2
アントマン
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
そして、辿り着いた。CV.水瀬いのりが出る
スパイダーマン:ホームカミング
どんな役で出ているか調べなかったため、ワクワクして見た。
そして驚いた。
「エッチするなら、マイティ・ソー…」
マーベルシリーズを何時間もかけて好きな女性に辿り着くまで見たら、マイティ・ソーに好きな女性を奪われる結果になった。
おい、ロキ、あいつやってちまっていいぜ?
ホームカミングまでマーベルシリーズを見たが、かなり面白い!!!
映像がダイナミックなのはもちろんのこと、音楽が凝っている作品があったり、かなりファンタジーに寄ってる作品があったり、シリーズは同じでも特色が全然違う。ヒーローが出てくる作品は大体最後敵をヒーローが倒してハッピーエンドという偏見があったが、ヒーローが敵を倒す過程には仲間の犠牲や関係ない人たちの犠牲があるということを描いていて、闘いのシーンだけの面白さだけでなく、人間のストーリーとしての面白さも充分にあった。(その点、シビルウォーはかなり面白かった)
ストーリーの中で、緊張感があるところとギャグ寄りになるところのバランスも心地よかった。どちらかにすごく寄っていると、この長いシリーズなので飽きてしまっていたと思う。
何より、ここまで短期間で14作品も見ることができたのは、次に繋がるような形で作品が終わるので(これは面倒くささもあるが)純粋に次も見たくなるように促されるところにあるのかもしれない。
「自分の新たな世界を開きたい」という理由もあって見始めたマーベルシリーズであったが、ここまで萌えコンテンツ以外のコンテンツに夢中になるのは、物心がついてから久々なことだったので、成功だったと思う。
ただ、マイティ・ソーを見る目はだいぶ変わってしまった。面白いからいいけど。
引き続き、とりあえずエンドゲームまではマーベルシリーズを見たいと思っている。全て見終わったらまた感想を記すことにしたい。