
死をテーマに対話する。Deathラボ#2
2024年12月9日(月)SHIBUYA QWSにて、多様な視点で「死」を考え、未来を創る共創プラットフォーム「リビングラボ from Death」(通称「Deathラボ」)を開催しました。
「Deathラボ」とは
「Deathラボ」とは、産学官民の多様なメンバーが集まり、「生と死のウェルビーイング」を目指してそれぞれの想いを共有したり、まだ顕在化していない社会の課題やニーズを掘り起こして、解決法を探求する協創プラットフォームです。
今回の「Deathラボ#2」では、「死」をテーマに話をしてみたい一般の方から大学教授や起業家、学生まで、様々なバックボーンを持つ方々、約40名が集まりました!
アイスブレイク|死をテーマとした対話
3〜4名のテーブルごとに、自己紹介やなぜDeathラボに参加しようと思ったのかなどを話し、アイスブレイクを行いました。
「死についてフラットに語れる場がほしかった」
「遺された人が笑顔で生きていくためのサービスを開発している」
「他の参加者の友人で、イベントに興味を持って」
など、様々な角度の興味・関心から、みなさん参加されていました。
お互いに対する質問も飛び交い、和気あいあいとした雰囲気で、スタートしました!
プロジェクトオーナーによるテーマアップ
今回は、8名のプロジェクトオーナーが「死」をテーマにしたそれぞれの想い溢れる企画を持ち込み、チームに分かれてディスカッションを行いました。
まずは、テーマオーナーによる2分間のプレゼンからスタート。

【企画テーマ】
VRやAI技術を活用して治療中の痛みや不安を軽減する取り組み
各分野の専門家から「死」を学び、対話を深める場を提供する「死の学校」
生前に登録した想いや情報を大切な人へ自動送信する終活サポートサービス「ことばの保険 tayorie」
終末期の知識や葬送儀礼を学ぶ、企業や個人向けワークショップ「死のリテラシー学校」
「生きるのつらい」を「生きるのいいね」に変えるローカルコミュニティ活用
親子が生前に大切な会話を共有する「ただいま交換日記」
死の課題や機会を探索する「ですまっぷ」
長期闘病の子どもたちの最期の日に、家族と一緒に夢を叶えるプロジェクト
プロジェクトオーナーの「思い」や深めたい「問い」を聞き、どのテーマのディスカッションに参加したいか考えました。
グループディスカッション
話してみたいテーマを見つけ、グループに分かれてディスカッションを行いました!

各テーマをもとに、「死を起点に(from Death)イノベーティブで豊かな社会を創造する」ために、向き合いたい「問い」について考えました。
問いを深め、どんな社会を実現したいのか、実現のために何ができるのかについて話し合いました。
最終的に、2025年4月開催のDeathフェスで、実現したい社会に向けて、展示や企画を行う予定です。
プロジェクトオーナーよりシェアリング
50分のグループディスカッションはあっという間に終了しました!
各グループで話し合った内容をテーマオーナーが発表。
様々な視点が集まることで、テーマが深まり、今後さらに考えていきたい問いが見つかりました。
イベント終了後には、「これからもプロジェクトオーナーと一緒に企画を進めていきたい!」と参加者同士の交流が行われました。
Deathフェスに向けて
これからも」死をタブー視せず、対話を通じて新しい死生観や文化を創造し、多死社会がもたらす課題解決への糸口を見出すこと」を目指して、DeathラボやDeathフェスを開催していきます。
※「Deathフェス 2025」は2025年4月12日~17日に渋谷ヒカリエで開催します!
「私も参加してみたい、話を聞いてみたい!」という方、ぜひご参加をお待ちしております。
最新情報は以下のSNS等で発信しています!
HP:https://deathfes.jp/
X:https://x.com/home
Instagram:https://www.instagram.com/deathfes.jp/
note:https://note.com/deathfes/all
YouTube:
これからも「生と死のウェルビーイング」のためにイベントを開催していきます。
ぜひ、私たちと一緒に考えてみませんか?