![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112388010/rectangle_large_type_2_a555b541d8e6dd749e23944ae0d6843d.png?width=1200)
課長プレイ
2023/8/20 タイトルを変更しました。
管理職の抱える課題
管理職の方とお話をしていると
課題や悩みを抱えている方が多いですね。
部下のことをよく知ろうっていうけど、
どうしても興味が持てない部下がいる。部下の仕事と会社の戦略を結びつけろっていうけど、
忙しいので作業指示で終わってしまう。部下の話しを聴いて受容・共感しろっていうけど、
部下の言ってることにまったく共感できない。部下の良いところを褒めろっていうけど、
褒めるのは照れくさいし、悪いところばっかり目につく。権限委譲して部下に仕事を任せろっていうけど、
自分でやった方が早いし品質も高い。
現代の会社で期待される
「理想の上司像」と自分の現状にギャップを感じ
できないことを「成長が足りないんだ」と
思い悩んでいる方が多いように感じます。
役職は役割
役職は役割です。
係長が課長に、課長が部長になったからといって
偉くなったわけでも人間的に立派になったわけでもありません。
役割が変わっただけです。
昇進したんだから
人間的に成長しないといけない
立派なことを言わないといけない
なんて気負うから悩んでしまうんですね。
もちろん、人間的な成長を目指すことは
大切だし尊いことですが
一朝一夕にできることではありません。
「理想の上司」として何をやればいいか
「答え」は世の中にいくらでもあります。
まずは
「答え」に従って「理想の上司」を演じる
ことからはじめてみませんか。
みんなハッピーになれる
最初は「理想の上司」を演じることに
照れや違和感があるかもしれません。
でも慣れの問題です。
やり続けていれば、そのうち板についてきます。
役者さんが同じ役を長年演じ続けた結果
本人と役柄が同一視されるようになるのと同じで
「理想の上司」役を演じ続けていれば
いずれ「あなた」=「理想の上司」となってきます。
「理想の上司」が会社にいると、みんながハッピーになれます。
部下:理想の上司のもとで生き生きと働け、成長できてハッピー
会社:任命した人が期待通りの働きで成果を上げてくれてハッピー
本人:会社や部下の期待に応えられ、良い評価がもらえてハッピー
演じるのは悪いこと?
「演じる」と聞くと
嘘をついている、偽っていると感じる方がいるかもしれません。
でも考えてみると
仕事でお客様と接するときはみんな演じているんですよね。
● 担当者は、個人的に興味がなくても
相手が熱心に話す趣味の話題に相槌を打ち
気が合わないお客様でも飲みに誘います。
● 店頭や電話で接客を担当している方は
自分に非があるわけでもないのに
顧客からクレームがあれば
相手の主張を認めてお詫びします。
個人的に合わないお客様にも笑顔で接し
納得がいかなくても相手を受け入れます。
これを誰も偽っているとは言いません。
ビジネスがうまくいくためには当然のことだと考えますよね。
”プレイ”してみる
社内でも同じです。
VUCA(先が見えない不確実な時代)に
ビジネスで成果をあげるためには
組織が社員が主体的に生き生きと働ける
環境であることが何より大切です。
そのために上司に期待されていることは
「働きがいのある職場づくり」です。
本当に「理想的な上司」になろうとするから
辛くなるのです。
ビジネスをうまく進めるために
ビジネスライクに理想の上司を演じればいいんです。
理想の上司を演じる
”部長プレイ”、”課長プレイ”はじめてみませんか?
ディアログ合同会社 小川剛司(つよし)
「学びをよろこびに、人生にオーナーシップを」
いいなと思ったら応援しよう!
![dearlog(ディアログ)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84754363/profile_5822631c86300e3fab7a8726977e952c.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)