見出し画像

“大人の学び”で意識するポイント(1)


前回までの振り返り


前回の投稿で、

  • ”大人の学び”は「答え」を覚えることが目的ではない。

  • 「学ぶ理由」に納得し「成果!」につながるまで継続的に取り組むことが大切。

とお話しをしました。 

前回の投稿へのリンク:


また10/7の投稿では、

ぼくの考える「義務教育的」「受験勉強的」な学び=”子どもの勉強”とは、
正しい「答え」といわれるものを疑問を持たず覚えること。

そして「学校」での教えかたは、
「大人数」に等しく「答え」を覚えてもらうために
もっとも効率的と思われる方法。

だと考えているとお話ししました。

10/7の投稿へのリンク


”子どもの勉強”と”大人の学び”では目的が違っているので、
目的を達成するための方法も違って当然です。

では”大人の学び”には、どんな方法が相応しいでしょうか。
”大人の学び”に最適な方法を掘り下げていきます。


“大人の学び”で意識するポイント


”大人の学び”に最適な方法を考えるにあたって、
ぼくは下記の3点を意識することが大切だと考えています。

“大人の学び”で意識するポイント

 ◉ 始めかた
 ◉ 時間の使いかた
 ◉ 学ぶ単位(個人・複数)




◉ 始めかた


”子どもの勉強”は「義務」教育なので、
勉強を開始する年齢は決まっていますし、
勉強する目的も明確内容も全員共通です。

 目的

  • 「一般常識」を身につけるため

  • 受験のため・志望校合格のため


そして「義務」なので、
勉強する意味を考える必要はありません


・”大人の学び”

”大人の学び”は「義務」教育ではないので、
無理にやる必要はありません。

大人は仕事や家事、育児、介護などで時間に追われている方が多いですよね。
学ぼうと思えば、忙しいなかで時間をやりくりして取り組む必要があります。


みなさんは会社から必須の集合研修やeラーニングが課せられたとき、
なんとか時間の都合をつけてイヤイヤ受講はしたものの、
終わったとたんに内容をすべて忘れてしまった経験はありませんか?

ぼくは結構あります(笑)


また大人の学びには、
時代時代で流行りのテーマがあったりもします。

グローバル化が叫ばれたときの「英語」だったり、
DXが話題になったら「プログラミング」だったり、
年金2000万円問題が浮上したら「資産運用」だったり。

時代を通じていつも人気のテーマとしては、
「健康」や「ダイエット」もありますね。

流行に乗って、あるいは周りに流されて始めたとしても、
学ぶ意義や目的を「自分ごと」として「納得(腹落ち)」してなければ、
目標を達成するまで、忙しい時間をやりくりして
学び続けられるものではありません。


みなさんの自宅にも、
途中で投げ出した英会話教材やダイエット本が
あるんじゃないですか?


そして”大人の学び”には、
全員に「共通のカリキュラム」はありません。

学ぶ目的何を学ぶかも人それぞれですし、
いつから学び始めても構いません。

ぼくは、どんな「学び」でも究極的な目標は、
「自分満足な人生を送ること」だと思っていますが、
その実現方法や手段は一人ひとり異なります。


やらなくてもいい「自由」
何をやってもいい「自由」があるからこそ、

  • なぜやるのか?

  • やると、どんないいことがあるのか?


やることの「意義」を「腹落ち」させる
ことが、
”大人の学び”には不可欠だと思いませんか?

少し長くなってきました。
次回に続きます。


次回のテーマ


次回は、
“大人の学び”で意識するポイントの2つ目、
◉ 時間の使いかた]の説明からスタートします。

今日の投稿は「マガジン」にも保存しています。


ぼくの「学び」についての考えへの感想や、
みなさんの「学び」についてのご意見など
聞かせていただけると嬉しいです。

ディアログ合同会社 小川剛司(つよし)
「学びをよろこびに、人生にリーダシップを」


この記事が参加している募集

美味しいものを食べて、次回の投稿に向けて英気を養います(笑)。