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変わり続けるJAZZ
こんばんは。蒼村勇希です。
最近、ピアニカで作曲しながら、サブスクで、ジュリアスロドリゲスを聴きます。
彼は、デュークエリントンや、セロニアス・モンクから、影響を受けているらしく、Z世代になってくると、DJの要素がふんだんに、入り込み、もはや、かっこいい音楽イコール、JAZZ という感覚になっています。
僕も、どちらかというと、ドジャズから、ハービー・ハンコックなどのファンク色の強いJAZZを聴いて、20代を生きたので、リリカルで、スイングするだけでなく、もうちょっと風変わりなJAZZを好みます。
ただ、ビルエヴァンスなども好きだし、レッドガーランドなども好きです。
もともとはバド・パウエルから、JAZZピアノを聴き始めたのですが、なんとなく、かっこいい感じだけで、モダンな音にあまり惹かれませんでした。そしてジョー・パスの音楽を聴いて、そのブリリアントなギターに惹かれました。
東京に出て、今ジャズピアノを弾いている、友人から、リー・リトナーやラリー・カールトンなどを教わって聴いていました。
そして、ここ最近、ロバート・グラスパーを聴くようになりました。
ヒップホップテイストにJAZZの変革を感じていました。
そういう中、ジュリアスロドリゲスを知り、今聴いています。
彼の、デューク・エリントンや、セロニアスモンクの音が好きだというのを知り、サブスクで、彼らを聴くようになりました。
確かに、モンクはすごくユニークな音を出しますよね。
僕は、彼をあまりよく理解できなかったのですが、ブリリアント・コーナーズを聴いて、ぶっ飛びました。
それは、本当に、ブリリアントな世界だと感じました。
奇妙な音階で、管楽器がなり、奇妙な感じで、曲が進んで行きます。
どちらかというと、異端な人ですが、最近、評価され始めていますよね。
僕は、彼のファンになりました。
ただ、気軽には聴けません。
体力、精神力にゆとりのある時に聴いています。
エリントンは、バンドのイメージもありますが、ピアニストとしても、もっと評価されても良いかもしれないですね。
僕は、日本のJAZZは、ほとんど、同じような評価のされ方で、定規で線を引いたような、教科書的な聴き方をされていて、正直、みんな同じ音に惹かれてしまう傾向があると思います。
洋楽のロックなどだと、少数派でマイナーなバンドが人気あったりしますが、JAZZは定番でしか、聴かれていない気がします。
もっと、自由に僕はこの感じ好きだなという、好きな聴き方をしてもいい気がします。
僕も、レビューは見ながら、聴きますが、それ以上に、ミュージシャンの好きなアーティストに興味があります。
クラプトンがBBキングに興味を持っているように、その自分の好きなアーティストの好きな音楽を聴いて行くほうが、彼らのプレイをよりよく理解できると思います。
僕は、ジュリアスロドリゲスのファンになりましたが、彼に出会わなかったら、モンクもエリントンも僕にとって、定番で終わっていたかもしれません。
好きなアーティストが出来てとても嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございます。