考えすぎて言葉が出てこない時ってどうするの?
こんにちは、天道椿です。今日のテーマは「考えすぎて言葉が出てこないときの対処法」についてです。皆さんも、話がうまくできないと感じること、ありますよね?事前にシナリオを考えこんで、いざ話してみると全然その通りにいかなかったり…。実は、私自身も誰かに話しかける時、
そんなとき、会話が上手い人たちを観察していて気づいたんです。その人たちは、その場で出てくる情報にうまく切り替えしながら話を進めているんですよね。そこで今回はどうすれば上手い人の発想を取り入れられるのかについて解説していきます!
その場で切り返すって?
その場で出た言葉に対応する。それだけ聞くと結構ハードルが高く聞こえますよね。ここで言いたいのはセリフではなく発想に注目するということです。セリフだけ覚えてもタイミングがなければ使えませんもんね。そのために発想をどう見つけるのかを見ていきましょう。
大喜利もどきをする
まずは自分ってどんな発想が得意なんだろうというのを理解していきます。
そこで役に立ってくるのがこの「大喜利もどき」という手法です。「大喜利もどき」とは簡単なお題を準備してそれに対してツッコミを入れることで自分の得意な発想を見つける方法のことです
まずは、簡単なテーマを決めます。例えば「赤いもの」や「白いもの」といったテーマを選び、そのテーマに沿ったアイテムを挙げていきます。例えば、赤いものなら「トマト」 、白いものなら「ティッシュ」や「救急車」といった具合です。
次に、そのアイテムの色、形、特徴を変えてみます。例えば、「急がない救急車」、「金色のティッシュ」、「四角いトマト」など、普段のイメージを壊してみてください。すると「私は色に惹かれるみたい!」みたいな傾向を掴んでくるでしょう。
そして、最後にツッコミを入れることで完成です。救急車なら「ここで治す気満々やな!」やティッシュなら「どこに金かけてんねん!」といった具合です。このツッコミとかは別に面白さとかは一切意識しなくて大丈夫です。発想を見つけることに集中してみましょう。
実際にやってみると、自分の得意な切り返し方や面白さを見つけていけると思います。
同じところを気になってみる
2つ目、それは「同じところを気になってみる」という方法です。
大喜利もどきで自分の得意な発想を見つける練習をしてきましたが、これだけではまだ不十分です。そこで、次のステップとして上手い人の思考を一時的に借りる方法を考えましょう。
例えば、あるテレビ番組でこんなやり取りがありました。
監督になった人が主役として出ているバラエティ番組で監督になるまでの過程について聞かれた時、監督はこう言いました
監督:「私、先輩から電話がかかってきた時に映画監督になるって決めたんです。」
これに対して、司会者が「奥さんは許可したんか?」と返答しました。ここで、司会者は「周りの人間関係」に気を配っていたことがわかります。
それが読み取れたらストックして別の話題に移りましょう。
すると例えば「うち金魚すくいで金魚持って帰ったんだ」と言われたとき、返答として「家でペット飼って良かったんだ、他にも飼っての?」みたいなに人間関係についての質問が出てくると思います。
このように、相手の発言の背後にある「関心ごと」や「共通点」を探ることで、上手い人の思考を借りることができます。
テレビに向かって切り返す
最後にご紹介するのは「テレビに切り返す」という方法です。これは、実際に起こったことに対して切り返しをするトレーニングで
例えば、ニュースで「国会議員で動きがありました」とアナウンサーが言った場合、あなたは「へえ、どんな動き?」と返してみましょう。すると、アナウンサーは「今年度の予算が決まりました」と続けます。ここで「もう決まったんだ、早いな」といった切り返しをするというもの。
この技法は、笑点の鶴瓶師匠が実践しているトレーニングで、自然と会話に反応できるようになるそうなんですね。
そして、話の結論が来た時にさっき話した「上手い人の発想法」を使って切り返すと、より身についていくでしょう。
このように、「テレビに切り返す」ことで、リアルタイムで会話に反応する力を養えるようになるんじゃないでしょうか?
まとめ
さて、今日は「考えすぎて言葉が出てこない時の対処法」についてお話ししました。これらの方法を使えば、いきなりは伸びずとも、意識することを減らして会話を進めることができるようになると思います。ぜひ、日常の中でこれらのテクニックを試してみてください。
それでは、本日のテーマはこれで終了です。ありがとうございました!