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初の母娘ふたり外食、奮闘記(心情実況)

初めて、娘と2人のお出かけでお昼ご飯を食べてみた。

夫やお義母さんと一緒に出掛けているときは、ちょっとぐずったら抱っこのサポート付きで安心できたのだけど…不安が募る。

そろそろ私1人で子どもと外に出かけないと、と思い、デパートに出かけてみた。

お昼の離乳食を済ませたあと、急いで支度して車に乗り込む。いつもは運転中赤信号で停止するたびにギャン泣きだけど、今日は機嫌がよく座っていてくれた。

駐車場につく。ベビーカーに乗せている時に、ちょっと指を挟んじゃってギャン泣き。「ほんとごめん〜!」かわいそうで私もちょっと泣きそう。幸先悪くないか?よし、いくぞ。

いつもは離乳食後すぐ寝てくれる子だけど、今日は私の焦りを察知して覚醒している様子。「うぅ〜バブゥ〜」とテンプレのような赤ちゃん語炸裂で絶好調。ちょっと声が大きくないかい、まわりは大丈夫かな、ぶらぶらみてる間に寝てくれないかな…寝てる間に外ごはんが食べたいな…

〜1時間後〜
全っ然寝ないじゃん!ずいぶん歩いて、店舗という店舗を回り尽くして、ランチタイムも過ぎて、お腹空いた…行くか、行ってみるか??

お昼はスープストック。
やっぱりだ、入った途端に「キャ〜〜」と叫び始める娘。でもここまでたどり着いた、行くしかない…!
店員さんに「声が大きくてすみません、、」と伝えると「元気のいい子ですね〜」と優しい顔で言ってくれた。京都のいけずな意味とかじゃないよね?そのままの意味で信じていい?

ベビー椅子に座らせる。
周りを見回すと会話を楽しむおばさま方が数組、新聞を読むおじさま、そしてベビー連れが2組、優しそうな人たちだろうか、叫び出しても睨まれたりしないだろうか…。
おもちゃを見せつつ、何とか座って落ち着いた。はぁ、、

美味しそうなカレーとスープのセット。
昔は孤独のグルメみたいに味わって食べてたなぁ〜今日も美味しくいただきま…
「うえぇぁぇぇん!!キャーー!(金切り声)」

え、早くない?!まだ食べてないんだけどもう無理?!
急いで熱々を数口頬張り、抱っこする。
が、美味しそうなものは触ってみたい娘、ひたすら手を伸ばす。おぼんを遠ざける。
遠くなったカップからスープを飲むということは、こぼすリスクが高くなr、、
お気に入りのブラウスに茶色のシミができた。

ブラウスは水の入ったコップを倒したシミ、よだれまみれの顔を拭われたシミなどを受け入れビチャヨレ状態。
子どもの声はハイハイさせると落ち着くので、ソファ席の狭い空間、片手でお尻を押さえつつハイハイしてもらう。
味わうなんて無理だったが、何とか完食。
疲れた、、もう帰ろ。
ベビーカーが駐車場に着いたところで、子どもは目を閉じた。もうちょっと早く寝てくれてもよかったんだよ、娘もおつかれさま。


遊ばれてボサボサになった髪の毛、シミシミヨレヨレになったブラウス、産後のぽっこりお腹を引きずってピチピチのデニム、メイクしてもそばかすが目立つ顔。
デパートでは周りの子連れママがみんな綺麗で、逆に私が惨めに思えてきて、帰り道涙が止まらなくなった。産前の私は今の私を見て、どう思うのだろう。

いつか子どもと楽しんでお出かけできるかな?
自分のことを惨めだと思わずに外に出られる日が来るかな?

まだまだ道のりは長そうです。

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