#4 変わらないままの君
どうも、うもうです。
#3の続きを残していけたらと思います。
結婚後は特に「その人」との接点はなく、誕生日にはおめでとうと連絡して、お互いの近況を伝え合う程度でした。
そんな時、久しぶりに誕生日のタイミングで連絡した時に、「その人」が結婚するということがわかりました。
まさに青天の霹靂でした。自分は結婚しておきながら、「その人」が結婚するなんて夢にも思っていなかった。今思えばなんて自分勝手な考えだ。
そんな素敵な人が、いつまでも結婚しないなんてあるはずもないのに…
人生で1番ショックだったことと言っても過言ではないほどでした。
気持ちのこもっていない「おめでとう」を伝えながら、相手がどんな人なのか聞くと、大学時代からの同級生とのこと。
こんなに、今までの人生を後悔した時はありません。
なぜ、中学校の時に思いを伝えなかったのか。
なぜ、高校や大学の時にもっと積極的に連絡を取り合わなかったのか。
…なんて。
それから、結婚をするとお互いにもう会えないかもしれないということで、最後に一緒に食事に行くことに。
お互いが好きな洋食屋さんを選んで会いました。
久しぶりにあう「その人」は、中学時代とちっとも変わらない姿でいました。…強いて言うなら、メガネがコンタクトになっていたぐらいで。
変わらない優しい雰囲気、優しい声や話し方を聞いていると、すぐに中学時代を思い出して切なくなる。
結婚式を控えていて、今はその段取りの中でケンカも多いと話しながらも幸せそうな顔を見ていると、元気な顔を見れて嬉しい反面さみしい思いでした。
まだまだ続く情けない話は、今日はここまでにしておきます。
うもうでした。