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小さい頃は30歳で死のうと思ってた

タイトルの話をする前に執筆時点での自分の状態は下記のとおりです。

・就職を半年後に控える理系大学院生
・24歳
・男
・小学生からませていたクソガキを過ごしてきた

なぜ小さいころに30歳で死のうと思っていたのかと現在の考え

私は自分自身でもマセた幼少期を過ごしてきた自負があります。会話の途中に「こう言えば、この言い回しをすれば、この人は喜ぶんだろうな」、先生に怒られている最中に「あ、感情で怒っているな」など考えていた記憶があります。

そして、小さいころ(小学生~中学生ぐらい)は30歳で死のうと考えていました。小学生の時期にはふんわりとしており理由を言語化できていませんでしたが、今振り返ると下記のような理由から死のうと考えていたと思います。

  • 30歳はおじさんで汚いイメージがある

  • 30歳まで過ごせば人生のほとんどを経験していてつまらない

  • 30歳以上の自分が想像できない

現在ではこれらのような意識は薄れてきました。とくに、2つ目と3つ目に関しては勘違いすぎていたと思います。30歳以上でないとできない人生経験は多いですよね。結婚、お金を使った遊び、子育て、マネジメントなど。仕事に関して言えば、プレイヤーとしての最全盛期は30代と多くの書籍で言われています。(大前研一さんなどがこちらの主張です)

また3つ目は、現在も30歳以上の自分を完全に想像できているわけではありませんが、ある程度の生活感というのは想像できるようになりました。

ただし、1つ目に対しては24歳の現在でも完全には払拭できていません。もちろん、現在ではすべての人がそうでないとは分かっています。自分は見た目や清潔感をかなり重視してしまう性格であるため気になってしまうのでしょう。こう書くと嫌悪感を持たれそうですが、道端で痰を吐いたり極端に臭かったりと多くの人が嫌に感じることだとは思います。

そして、年齢と共に上記のように考えが代わり、30歳で死のうといった感情は完全になくなりました。むしろ神様に長生きさせてほしいです。しかし、現在では30歳で死のうという考えは「30歳で何も残せなかったら人生つまらないんだろうな」という考えになっています。

死のうと考えていた理由の1つである「30歳はおじさんで汚いイメージがある」はかみ砕くと「30歳で何らかの成功をしたい」といったことだったんだと思います。小さいころからキラキラした人生を歩みたかったのでしょう。

もちろん、成功は自分の中の指標であるため他者からすれば知ったことではありません。30歳で何も残せなかったら人生つまらないなんて行き過ぎた考えだとは思います。しかし、どうしてもこの感情は消えません。おそらく、実際に30歳になるまで残り続ける感情なのでしょう。

30歳はおじさんなのか

執筆していて気が付いたことなのですが、私はやはり30歳を1つの指標としていることが分かりました。いわゆる「おっさん」に自分がなってしまうと考えているのですね。そして、おっさんになったのに何も残せていないのは嫌だと。

他の方が何歳でおじさんと感じているのかを調べてみると、日経BOOKでは43.3歳、マイナビニュースでは49.0歳となっていました。30歳はおっさんではないという意見が多いのですね。

しかし、20代と30代には大きな差があるといった自分の考えは変わりそうにありません。10代から20代はそう感じなかったのですが、20代から30代はなぜ障壁を感じるのでしょうか。

どうやら、25歳~30代は漠然とした不安や焦りを抱える時期(クォーターライフ・クライシス)があるそうです。幼少期には少し先どった考えを持っていましたが、24歳になった今でも少し先取りしているのでしょうか。

私の考えですが、漠然とした不安を完全に消すのは無理だと思っています。少しでも減らすためには、不安の中でも明確なものから対処(全力で解決していく)しかないのではないでしょうか。そして、漠然とした不安は実際にその時が来るまで解消されるようなものではないと。このような考えも持っています。

私はコンサルティングによる地方創生を目指していますが、まずは半年後から実際に関わっていくコンサルティングを全力で頑張っていきたいと思います。

また、現在はやや否定的な自分が30歳になることですが、実際に30歳になった時の感情が少し楽しみです。現在の考えである「何かを残す」が実現できていれば幸せですね。

ここまで超個人的な考え方をお読みいただきありがとうございました。ぜひ皆さんの意見もコメントでお聞かせください。

【追記】

youtubeを見ていると、若者は「何者かになりたい病」にかかっているという主張を見ました。youtubeなどインターネットがあることで同年代の活躍が目に留まり、自分も何者かになりたいと感じるそうです。確かに10代の方が大きな活躍しているのを見ると少し焦燥感はあります。いま10代の方には私が思っているより深く精神に影響している可能性はありますね。

私がこれなのかを考えてみると、似て非なるものな気がしています。私は確かに何者かになりたい側の人間なのですが、他者からの評価はどうでも良いです。自分自身の価値観に照らし合わせて認めることができれば満足します(まだ何も成し遂げていない一般人の遠吠えかもしれませんが)。

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