#14日目 公務員に必要なのは雑談である。
おはようございます
教員を8年間勤めた後、公務員に転職したディーンです。
公務員に転職してまず感じたこと。
会話が少ない!
部署による違いは大きいかもですが。
そんなにおしゃべり好きではない自分でも、これはコミュニケーション不足だ、と感じるくらいです。
もちろん、仕事に関わることや必要なことは話しますが、雑談が圧倒的に少ないのです。
雑談って必要?
とはいうものの、僕自身、教員の時には放課後ダラダラお喋りしてる先生に対して
「その分早く帰れば良いのに」
と思ったこともあります。
仕事に集中しろよ。と言う意見もわかります。
しかし、全く雑談がない、というのも、人間関係、さらには組織として問題だと考えます。
雑談には大きく2つのメリットがあります。
1つは相手の人となりがわかる。
公務員の仕事なんて特に、書類上でのやり取りが多いわけですが、それを見て判断するのは人間です。
同じ書類でも、相手のことをよく知っていたら
「あー、Aさんはこういうつもりで書いたんだろうな」
とより深くその内容を理解することができます。
2つ目は心理的安全性が生まれる。
雑談だからこそ、軽口を叩いたり、冗談を言ったりすることができます。
なんでも言っていいんだ、と思える関係は仕事にも影響してきます。
上司と部下の関係だと尚更大切
この人に相談しにくいな
プライベートのこと話しにくいな
そう思われては仕事が円滑に進みません。
公務員こそ雑談を
雑談が必要なのは、職場だけでなく、役所に来られた市民に対しても同じです。
「市民のため」
「同じサービスを平等に与えるとために」
「ルールに沿った業務を行う」
働き手(公務員)としては、目線が
「ルール」に行きがち。
ここが厄介なところです。
市民にサービスを提供しているはずなのに、「ルールから外れないこと」を重視するあまり市民が置き去りになるパターンです。
相談しに行ったらいろんな課を回らされた、という経験がある方もいるでしょう。
相手が求めているのは解決だけでなく、「聞いてくれた」「仲間になってくれた」という安心感もです。
雑談、言いかえれば相手を知ろうというコミュニケーションをとる雰囲気を普段の会話から作っていくことが大切です。
職員室での(意味ある)雑談を思い出し、ちょっとずつ話ができる職場にしていこうと思います。