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"攻めと守り"

2024年の箱根駅伝は
とても刺激的でした。

ここ数年、優勝続きの絶対王者・駒澤大学に挑む青山学院大学。
なかなか打ち勝てない鬱憤を晴らすかのような見事な逆転往路優勝。

今年の箱根駅伝からは、経営においての
"攻めと守り"
を選手から教えていただきました。

"攻めと守り"

箱根駅伝・往路での印象に残ったのは
1区・駒澤大学、篠原倖太郎選手の果敢な攻めの走り。

号砲が鳴ると同時に大きなストライドで飛び出す駿河台大学のレマイヤン選手、この驚異的なスピードについていくか行かないかという判断は長い21キロを走り切れるかどうかの戦い、ほぼ賭けに近いことです。

どんなにたくさんの練習を積んだとしても、身体は完璧ではありません。
気象条件、アクシデント、モチベーションなどにより左右されます。

最初から飛ばすという"攻め"の走りをするか
前半はためて"守り"に入り、後半で勝負に出るか
まさしく自分との戦い。

その判断を間違えると、後続にも影響が出てしまう。

これは、まさしく組織を経営するトップにも同じことが言えると思いました。

"物事にはタイミングがある"

「慌てないこと」
「じっくり待つこと」
「必要あらば大きく賭けに出ること」

スタートから劣勢だった青山学院大学が
じわりじわり上がってきて
3区の太田蒼生選手の驚異的な爆走で"うっちゃり"逆転。

思い切って攻めることが功をなした結果でもあります。

これには、このために練習をやってきたという裏打ちされた自信があったからなのでしょう。

追う者と
追われる者

トップは常に
追う者でなければなりません。

そして
絶好のタイミングで賭けるという"攻め"の
正しい判断をしなければなりません。

長くやっていると
良いこともあれば、失敗という大きな痛手を負うこともあります。
しかし
大事なことは"失敗から学ぶこと"

順調にいくことの方が逆に怖いこともあります。

"浮き沈み"をうまくコントロールし、見極める。
"浮き沈み"の振り幅から大きく逸れることがないように。

その意味では
今回の箱根駅伝から

経営判断の"縮図"と
大きな勇気をもらったことは言うまでもありません。

明日の復路では、
駒澤大学が、どう戦略を立て直し
青山学院大学に挑むのか。

また、勉強させていただきたいと思います。


常に前を!









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