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Sans Forgetica/RMIT University
Cannes lions 2019 Innovation Lions shortlist/PR Lions Silver
(最近結果を書いてくれていないyoutubeばっかだったからちゃんとどんな結果になったのか書いてくれてうれしいだいすき)
・ファクト
UMIT大学はテクノロジーとデザインが学べるグローバルな学校だと称しているが、このようなニッチな業界で入学者、そして優秀な学生を入れるには自大学の認知度を国内だけでなく海外にまで上げる必要がある。
・内容
UMIT大学は記憶に定着しやすいフォント「Sans Forgetica」を学生たちと開発した。このフォントはパソコンで自由にダウンロードできるようになっている。
・結果
700億のメディアインプレッション
700万ドルのメディアバリュー(広告換算額的なやつか、、?)
2700万のソーシャルインプレッション
フォントダウンロード25万回
87000件新規案件獲得
・ターゲット
デザインを大学で学びたい人々
・このキャンペーンで果たす役割、目的
デザインを学べる大学が記憶に残るフォントというものを開発することで、テストが大変な大学生にはダウンロードされ、使われる。構内に広まったら次は学校内の学生に広まる。そしてこのようなおもしろい活動をしていると取材に取り上げられやすくなり海外のデザインを学びたい学生にも認知されるようになる。
・ターゲットインサイト
いままでネットの口コミとか評判とかからしか情報を得られない。もっとどんなことがやっているのか目に見えて分かりたい。
・このキャンペーンのイメージ
最先端、イノベーティブ、テクノロジカルなフォント
・メモ
新しいフォントを開発しようとなってこうなったのか、それとも広報を新しくしようとなってこうなったのか。
いずれにしてもとてもよくできた構造だ~~
カンヌでもちょいちょい見かける民間の受賞者たち、もし広告代理店が絡んでないのだとしてらまぐれであたったとしてもかなりすごい。
いずれにしてもこういう仕掛けを百発百中でつくれるような人になりたい。
私の大好きな久石譲さんの「感動をつくれますか」っていう本で一発当たりを出せるかどうかじゃなくてそれを続けて出せるかどうかが一流かどうかの違いになるって言ってたけど、私もしっかり実力つけてちゃんと毎回結果にコミットできるPRパーソンになるぞ!えいえいおー!
参考文献