私の独学スケッチ③ ~画材紹介~
前回の記事では、身の回りのものや花などを、おおよそ見たままに描けるようになったことを書きました。今回は色塗りを始めるにあたり、私が購入した画材を紹介していきたいと思います。
まずはペンから
今回も永沢まことさんの本をもとに、紹介していきます。画材は、新宿にある文房具や画材の店「世界堂」にて購入しました。
ペンは先に購入しておきましたが、サクラクレパス製の「ピグマ」0.5mm(220円)、または0.4mmを2本と、1mmを1本購入しましょうとのことでした。
手元にあったのは、こちらの4本でした。1mmのペンは、パイロットの「プチ」や、ユニの「リブ」などでもおすすめとのこと。またゼブラの「筆サイン極細」も、細い線を書くときに使いやすいです。特にピグマは0.03mm~3mmと幅広いサイズがあるので、自分にあったものを探すと良いとのことでした。ちなみにペン先はこんな感じです。
スケッチブック
次にスケッチブックですが、最初は近くの文房具店などで手に入りやすい「画用紙系」のものを買うのがおすすめです。よく見かけるマルマン製、ミューズ製などのF4サイズ(B4サイズに近いもの)と、バッグなどに入れて持ち歩きやすい小さめのサイズを買っておくのがいいとのこと。
こちらは小さいサイズ。左のホルベインは日本のメーカーで水彩用紙。値段は少し高めです。右は、マルマン製の横長サイズ。
こちらはいずれもF4サイズ。緑がマルマン製、赤がミューズ製で、400~500円程度。右の「クレスター」はホルベイン製で水彩用紙、1700円ほどです。他にもいろいろあります。
固形水彩絵の具
水彩絵の具は透明と不透明のものがありますが、上から塗っても線がくっきり見える透明絵の具を選びます。またチューブ入りと固形タイプがありますが、持ち運びに便利な固形タイプがおすすめです。
最初に買ったのは、本でおすすめされていたドイツのメーカー「ペリカン」の、固形透明絵の具24色セットです。
これを展開すると、
こんな感じです。両側の赤いふたを外すと水入れになっていて、パレットもついています。絵の具は取り外すことができ、バラ売りの他の色を買って入れ替えられます。
またもう1つおすすめされていたのが、イギリスのメーカー「ウィンザー&ニュートン」の固形透明絵の具24色セットです。
金属で作られていて、ヘビータイプのため少し重いです。開くとこんな感じ。
私が買ったのは16色タイプで、およそ1万円ほど。上下に開いたふたが、パレットになっています。真ん中にはスペースがあるので、他の色を少し加えたり、折りたためる筆を入れておくこともできます。
ちなみに同じウィンザー&ニュートンのものでも、「コットマン」はアマチュア向けのため安いです。ただできれば、最初からプロ用をそろえたほうが良いとのことでした。
筆やパレット、イスなど
筆は丸筆の大・中・小、3本があればOKで、最初は1本数百円ほどのナイロン筆でも十分だそうです。慣れてきたらいい筆を求めたらいいでしょう、とのことでした。
持ち運びの際は、100円ショップで手に入るビニールの入れ物を使っています。また絵の具についているパレットは小さいので、別に安いパレットがあると便利です。
水入れは3つ重ねになっていて、横にもつなげることができます。
また野外スケッチ用に、折りたためるイスも買いました。登山具メーカー「グリベル・モンブラン」のイスです。折りたたみ傘程度になるので持ち運びには便利ですが、座りごこちはそれなりです。
広げるとこんな感じ。
画材の紹介でした。次回からは、ようやくですが、色を塗った絵の紹介をしていきたいと思います。
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