![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30994288/rectangle_large_type_2_b5353c85d68d85cd7baa75f5e5c01514.jpg?width=1200)
水彩スケッチをご紹介 ~瀬戸大橋~
はじめに
前回書いた「私の独学スケッチ」という記事では、身近なものから広い景色が描けるようになるまでを、絵と共に紹介しました。
こちらで紹介した以外にも、描きためていたスケッチがあります。そこでこの場をお借りして、私の水彩スケッチを紹介していきたいと思います。
スケッチ練習の参考にした「永沢まことさん」の本には、
作品がたまってきたら、次に必ずしなければならないことがあります。それは絵を他人に見せる、ということです。
と書いてありました。絵を出来るだけ多くの人に見せて、「他人の目に揉まれる」ことが大事とのことです。
noteはスマホで見る方が多いそうで、スケッチの画像は見にくいかもしれないと思いました。ですがせっかく始めたnoteですので、こちらで簡単な説明と一緒に紹介させて頂きます。
随時の更新となりますが、よかったら見ていってください。
瀬戸大橋のパノラマスケッチ
横長のスケッチブックを開いて、瀬戸大橋をパノラマスケッチしてみたものです。瀬戸大橋は、鉛筆で下書きしてから描きました。
船の水しぶきは、白の不透明絵の具を使って表現しています。
柱部分の横線が、難しかったのを思い出します。橋(道路)の部分がちょうど目の高さ(水平線)になっていて、その遠くに消失点があるようです。
そのため柱の上の横線は橋に向かって少し下向きに、下の横線は少し上向きにする必要がありましたが、描いている時はよく分かっていなかったと思います。遠近法は、なかなか難しいです。
橋の後ろに見える山並みは、だんだん遠くなっているのを表現するため、「空気遠近法」を意識して色合いを変えてみました。ちなみに「空気遠近法」は手前にあるものを濃く、遠いものを淡く塗ることで、遠近を表す方法です。
一番背後の山の色(薄い青紫)は、遠い感じが出ていて良かったと思いますが、その手前の山の薄青色は、ちょっと上手くいっていない感じがあります。