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営業と簿記 29/n 簿記のまなざし

 28/nで、すべてのお仕事をしているひとは価値を提供して対価を得る基本的な仕組みの一部を担っているとお話をしていました。
 簿記は、勘定科目と呼ばれることばと数字によって、個人、小規模事業、企業など、さまざまな大きさの事業の状態を記録しています。
 社会的な扱いの例として株式会社等は、法人と呼ばれますがこれは企業の持つ権利や義務を、法律に則って、一個人の権利や義務を法律上で定義し保護するように、企業もそれにならった形でひとつの人格として認めていますよという意味が込められています。個人の集合である企業も、そのサイズや目的によって権利や義務に違いはありますが、法律の運用上ひとりのひとのように見るよう定められているのです。
 法律についてここで深く触れませんが、簿記はひとやひとの集まりを勘定科目や仕訳などのルールと数字によって、その状態を細かく記録しているという風に見ることができます。


ことばと数字で示すひと

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