圧縮と寛容
坂口恭平さんの【現実脱獄論】を山形県立図書館にて借りて、せっせと読んでいた
居酒屋での時間や人の入り具合、煙などが上がっているかなどで居酒屋内の空間が膨張するという内容だった
そういったことの体験が、最近私自身にもあった
深夜0時、フランク・ザッパの【HOT GUITARS OUT OF BOX】を聴きながら【ドン・フライvs高山善廣】の動画を見ていた
フランク・ザッパのサイケデリックでねちっこい、けど癖が思ったよりないギターソロ曲による持続性のある疑似上昇感を感じながら、iPhoneseの画面で無音でドン・フライvs高山善廣の檻から放たれた人間っぽいやくざの血管のブチ切れたスポーツのさわやかさの全くないでろでろな戦いを見た事により、戦っている彼らが芋虫のように圧縮して見えてきて、自身が王的な立場でコロシアムのVIP席で「やっとるやっとる」という気分で圧縮している空間を俯瞰して客観的に見ている自分になっていた
深夜という時間もあり、結構スニッカーズ3本食べたくらいのぶっ飛び感があった
また、全然話が違う事を記したい
山形県の温泉や飲食店などのホームページは更新や情報発信が滞っていることがほとんどである
ホームページを確認後現場に行くと、幾度となく休業日であったり店舗が終了していることがあった
大半の客と経営が年配者であり、情報の発信をすることが困難で以前ウィンドウズが出始めたころのちょっろっとやってみて、やっぱりわかんなくてそのままとか、最近無料のソフトがあるからやってみたがコロナなどにより情報の発信を状況を見ながらこまめに発信することがめんどくさくなりそのまま、などの状況が蔓延している
私自身、現場の状況を見てSNSなどで発信して私以外の方の失敗がないようにしてみようかと思ったが、もし私の発信した情報が誤っていた場合、責任をとるために謝罪したり罰則を受けるのはしたくなく、また店側も「若いもんがわかったようなことするな、余計なお世話だ」という空気がある
なので、ホームページを見て現場に行ってやっていなくても「山形のそのおおらかさがあるからほかのストレスが少ないからいい、このiPhoneseだからちっちゃく見えたかもしれない、でも、だからこそ、そこがいい」という精神で行くけれども、ちょとは考えてどうにかしていこうとは思っている