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ラウンドガールについて

 yahooニュースにて以下の投稿が成された

[WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)が前王者で同級1位ドニー・ニエテス(フィリピン)を3-0の判定(117-111、118ー110、120-108)で退け、5度目の防衛に成功した。日本ボクシング史上初となる世界4階級制覇の経験者同士の対戦を制し、日本人では前人未到の世界戦通算20勝を達成した。]

心底素晴らしいと思う
そんな中、井岡選手についてネットで検索をしていると【ラウンドガールの衣装がやばい】というようなものばかり出てきた
ラウンドガールとは格闘技のラウンド間に会場に向けて次のラウンド数を表示する役割を担う女性を意味する和製英語である
ラウンドガールの誕生は1965年にラスベガスで開催されたボクシング興行とされている
40年近く昔からラウンドガールはおり、ラウンドを教えてくれてきた
ラウンドガールの衣装の肌の露出が多いからセクシーで見入ってしまい、それがきっかけで格闘技に目覚めたとか、ボクシングに集中したいからラウンドガールはいらない、衣装の肌の露出を抑えた方がいい、とか様々な意見がある
それを客観的にみて、自身の個人的な意見は生まれた
いいとか悪いとかいった意見を生み出す、ラウンドガールというシステムを創設された方は有意義なことをされたと思う
井岡選手の精密機械のような玄人好みするスタイルを、純粋にボクシングファンとして楽しむのも乙なものだが、ラウンドガールの存在にボクシング以外の事も幅広く多角的に思慮深く考えさせてくれ、この文章を書けるきっかけをくれことに感謝したい
人は様々なことに感謝し、日々謙虚に勉強をしていかなくてはならないのだ
しかし、検索時の結果の本当の感想は井岡選手の素晴らしきボクシングについての賞賛の声はほとんどなく、ラウンドガールのことばかりが検索結果として出てきたことに対する世間の品のなさと意識の低さにうんざりした、というものだった
この気持ちを何なんとか転化したいと思い文書を記しながらいきついた経緯である思想であるのだが、勉強をするにも人間の根本の粗悪な部分が浮き彫りになることを見せつけられる結果が多聞にあることに、人間の滑稽さを想う

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