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彷徨・・・続ける不安材料・介護

 ダーツ.....

 新型ウィルスからダーツとの繋がりを絶たれて引退したわけでも無く社会事情で距離感が出来てしまい気持ちと体が凍結へ追い込まれた。

 全ての事を断ちダーツだけの生活が10年間程経っていたので、急に新型ウィルスのため一瞬に全てストップさせられて、新型ウィルスの脅威にも捕まり、身内の不幸もあり身体がビビってしまい究極の引き篭もりへと仕方なく警戒生活。

 ニュースでは大丈夫、大丈夫と目にしたが身近に不幸があれば、脅威の凄まじさに実感させられる。
 今までの常識は通じ無い、病院にも行けない、その後も会えない、今まで居た人の存在は無かった事のように扱われる無念さに不甲斐感と無力感に襲われた。

 こんなにも人が人として扱われないものを知り、先行きが想像つかない社会情勢と自分の取り巻く環境がガラリと変化してしまった。

 ダーツが無くなり、ダーツ仲間が無くなり、10年間程の経験が無くなり、無くなった分の補いが、親族3人の介護生活を余儀なくされた。

 急激な変化に準備や対応力を怠っていた、介護ももう少し先と想定していたのが誤算。
 実体験なので、介護を甘く考えずに今若くても準備段階ぐらいの準備はお勧めします。親族が不仲になる前に対応力を持って下さい。

 もう何を消化していけば良いのか、どの様に生活をして行けば良いか時間配分に時間管理が全くわからない状態で、ダーツ生活とはガラリとチェンジ。

 5年程右も左もわからない所からなんとか社会事情も良くなり、時間配分や時間管理が動くようになって来たが、さすがに同時に3人となると勤務地からのダメ出し、さてどうする年金生活。

 笑うしか無いですが生きています。

 3人も介護だと甘く無い、介護経費が想像もつかなかった費用がある、今は介護保険等があって助かる面はありますが、舐めていました介護費用の蟻地獄。

 デメリットばかりのようだが、ピンポイントで考えずに、今の状態で出来る事を考える事を学ばさせて貰えたと前向きになれた。
 今起きている事は変えられない介護は劇的に良くなる事も無い、介護を体験して思う事は、対比している事に矛盾している。

 介護を続ければ自己犠牲、介護を辞めれば自己解放、選択も自己選択なのです。

 5年程自己犠牲だと言い聞かせてダーツ生活にピリオドを打ち込んでやっとダーツの応援側へとシフトチェンジが出来ていると思い込んでいた。

 新型ウィルスからプロダーツの試合も再開され中継放送で見ていても気持ちが向こう側では無く、こちら側にキチンといれたので中途半端であったダーツ引退と自分に落とし込みダーツ整理をしなければいけないと思っていたのだが。

 次回
 ダーツ引退の決断はいかに?

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