日本茶日記5〜品種:べにふうき〜

そろそろ花粉が飛び始めた季節。こんな季節にぴったりのお茶が、「べにふうき」。数年前まではアサヒ飲料から「めめはなちゃ」としてペットボトルで販売してたのに、いつの間にかなくなってしまった。お気に入りだったのに。

*画像サイズが大きすぎるけど、調節の仕方がわからない。


「べにふうき」は機能性表示食品*1として販売もされていて、アレルギー反応を抑制するメチル化カテキンという成分が豊富に含まれています。なぜ抑制するのか?簡易に説明すると、アレギー反応を起こす抗体とメチル化カテキンが結合し、反応を起こしにくくするから。飲み続けることで、花粉症の症状を緩和することが期待されてます。


また、「べにふうき」を紅茶にしてしまうのと、メチル化カテキンが減少してしまうので、花粉症対策で飲むなら緑茶がオススメです。春になるといろんなお茶屋さんで販売されるので見て見てー。

ただ、元々「べにふうき」は紅茶用の品種なので、緑茶だと苦味が強めなので飲みにくさもあるのが悩み、と思っていたら農研機構さんが美味しい飲み方や飲むタイミングまで紹介してくれてた。

流石です。


余談:「べに(紅)」と名前に付くのが紅茶用の品種

   べにふうき、べにかおり、べにふじ等


*1機能性表示食品ー事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品で、消費者庁長官へ届け出られたもの。特定保険用食品(トクホ)とは別になります。ちなみにトクホは効果などを国が審査を行い、消費者庁長官が許可しています。


*参考文献

・アサヒ飲料HP

・消費者庁HP 機能性表示食品に関するパンフレット

・農研機構HP べにふうき緑茶の研究


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?